本来なら、ここに至るまでに、もう一度国民投票を実施して国民に信を問うという対応をするべき状況にありますが、メイの場合は決して口には出せないでしょう!
再度、国民投票すればEU脱退派に勝てる可能性は殆ど、ありません。
このまま、EU脱退で突き進むしか為す術が無いというのが実状でしょう!
この辺りが日本との違いです。日本なら、あの郵政民営化の時のように、国民に真を問う総選挙に打って出ました。
政治に対する国民の知識や学識のレベルの問題です。現在の日本国民のレベルは極めて低い状態です。
イギリスやフランスでは今も、政府の政策に対して厳しい判断をするケースが見受けられますが、日本では皆無の状態です。
日本の場合、アメリカや日本政府、日本のメディアがグルになって、偏った方向に国民を誘導しているからです。
この辺りの違いがイギリスのメイには理解が出来ていないのです。
イギリスの場合、このまま突き進んで行ったら、国内は大荒れになるに違いありません。
メイには、このまま突き進むしか道がありません。ここで柔軟に対応出来るような能力が無いのです。
混乱の原因は違いますが、フランスも似たような環境にあります。フランスの場合は低所得階層への税の負担の問題です。
貧しい人達の痛みに鈍感なマクロン大統領では、その場しのぎの対応で誤魔化そうとするのは、自分の首を絞めることになることが解らないのでしょう!
アメリカも、衰退の前の悪足掻きで五里霧中という奴でしょう!金融の関係でのみ優位が保たれている現状です。
ここから20年が勝負です。既に、中国が追い越している部分があります。
日本は中国に吹き飛ばされてしまうかも知れませんね!
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