昨年の大リーグオールスターのホームラン競争以来の大谷君が、どう変わったのか?
知られざるアスリートの一面です。 手術以後の休養期間中に蓄えられた大谷君のエネルギーが、投球するボールにもバッテングのボールにも
体全体の100%の力が伝わっていました。 ところが、あのホームラン競争で上半身と下半身の力がボールに伝わる打法でも投球方法でも
なくなったのです。即ち、上半身と下半身がバラバラの投げ方になり、打法に成ってしまいました。それが為に体の重心が10㎝ほど高くなり
オールに伝わる力が分散されているのです。多分、本人は其れほどに違いが出るとはおもっていないでしょう!10%から15%くらいの違いです。
大谷君が昨年の状態を取り戻すには、投球が終わるまで、打球を捉えるまで下半身に前身の力が伝わるまで踏ん張る努力が必要です。
あのホームラン競争で体がバラバラに成るほど力んでしまう経験をしたからです。それなりの能力がある選手ですから、ある程度の成績は残せるでしょう!
ですが、昨年のように全身の力が、投球や打球に100%伝わるには上半身と下半身がバラバラでは無理です。
バットを振り終わり、投球を投げ切るまで踏ん張る力が集中するように練習することですね!今は、残りの10%位は力が抜けているのです。