これから11ケ月を掛けてEUとイギリスの新しい関係が確立されるのでしょうか?簡単ではありません!
EUの側は他の加盟国に対して、EU離脱が安易なものであると考えられては問題だから、厳しい条件を示して来るでしょう!
関税や貿易一般についても、アイルランドとの国境問題と難しい問題が沢山有ります。
EU側には厄介者のイギリスが離脱してくれたのを喜ばしい反面、この離脱に対する対応が今後のEUに与える影響を考えるなら、大いに注意が必要です。
愚連隊国家のアメリカとの関係も簡単ではないし、新興勢力の中国グループ・BLICSとの関係も容易ではありません。
EUから解放される自由とEUを離れるリスクを比べると現在の段階ではリスクの方が大きいのです。
離脱ばかりを優先したことが、イギリスにとって大きな負担に成ります。本来なら、もっともっと慎重に下準備するべきでした。
現代の足りない世界の首脳達では、そこまで思いが回らないのでしょう!
日本も似たりです!新型コロナウィルスの問題でも対応を間違えればオリンピックにさえ、大きな影響が出ます。
まさか、中止に成るような事には成らないと高を括っていると後悔することに成り兼ねません!