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hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

最近の日本に於ける裁判の傾向!

2015-10-20 06:09:55 | 日記
犯罪にも色々ありますが、相対的に権力者側に有利な判決が増え、犯罪を限定的な見方で偏った判決になっています。

これが良い、悪いの判断も、現代の自由や個人重視の傾向から方向付けされています。問題は、この傾向に依り、犯罪に対して鈍感になりつつあることです。

これは例えば、組織や集団の犯罪を、当事者のみに限定し、連帯的な責任を回避させる過ちに繋がることを忘れさせます。
人間社会が退廃する時に多く見受けられる傾向なんです。 特に村社会の隠し合い、庇い合う体質に似ています。

この傾向は裁判ばかりではありません。 社会構造上にも多く見受けられています。 例えば、企業の子会社化や連結決算も、この傾向から来ているのです。
危機や経営上の問題が起きた時に責任を分散させ、大きな影響を集中させないことが可能だからです。
このような傾向が何故、生まれるのか?
政治でも同じですが全て、組織や個人の保身や責任回避を目指したものです。
権力者側は、これを正当化する為に、色々と理由づけして法制化するのですが、政治の場合は愚民化に繋がります。

その場凌ぎで、権力者は安泰かも知れませんが、国や組織の将来の為には、決してプラスにはなりません。

殆どの場合、衰退や滅亡間近な国や組織の状態に近いケースが多いです。
近いと言っても歴史上では相当な時間を要します。 長い年月を経て、歴史を振り返る時にしか気付けない事が多いでしょう!

果たして、この傾向が、いつまで続き、社会が荒廃するのか?
日本では、権力者よりに刑罰が偏りがちなのが気になります。