神戸文化ホール「東西落語名人選」＆京都へ（9/27、28）

9月27日（土）、神戸文化ホールで行われた「東西落語名人選」という落語会を聴きに行ってきました。
行きは、新幹線ではなくスカイマークの飛行機を利用。新幹線より安いので……。



本当は、帰省先から直接神戸へ行ったほうが当然無駄がなかったのですが、いくら早くから有休申請していても、丸一週間休むとなるとさすがに気が引けますからね……。
でも、よく考えたら、夏にまとまった休みをとる人は結構いるし、上司だってまとまった休みをとっているので、気兼ねする必要はなかったのかもしれません。うーん、もったいない……。

まあ、でも、こんな時でもないと神戸空港を利用することなんてないので、よしとしましょう。


↑神戸空港。海が目の前で、開放的で明るくきれいな空港でした。

落語会が午後1時開演だったので、午前中の便で神戸へ。
神戸空港からポートライナーに乗って、11時そこそこには三宮駅に着きました。


↑ポートライナー

三宮で昼食をとってから、神戸文化ホールへ。



毎年開催されている、神戸文化ホールでの「東西名人選」。
過去に何度か行ったことがあるのですが、今回は数年ぶりに足を運びました。
タイトルのとおり、東西を代表する噺家さんが競演する落語会。
今年の出演者は、柳家三三（さんざ）師匠、林家染丸師匠、柳家小三治師匠、桂春團治師匠、月亭八方師匠、桂歌丸師匠。
関西での落語会ですが、小三治師匠が出てきた時の客席の反応がいちばん大きくて、意外でした。
小三治師匠は「粗忽長屋」を披露してくださったのですが、噺に入る前の「マクラ」もとても楽しかったです。
コンビニで、残り1個だったおにぎりを買おうとしたら、賞味期限の日時を3分過ぎてしまったためにレジでエラーが出て買えなかったという「体験談」を、独特の語り口で聞かせてくださいました。
小三治師匠のマクラは、「うんうん、そういうことある、わかるわかる」と思うようなことばかりで、それも人気の理由の一つなのかもしれません。
「3分過ぎたからって、何が変わるってわけじゃないと思うんですがねぇ……」というつぶやきに、激しく同意してしまいました（笑）。
「ここまではこう、ここからはこう」なんてきっちりと線引きできないことも多いはずなのに、そこに無理矢理線引きをして数字ではかろうとする現代社会のせちがらさ、滑稽さを、端的に表しているように思います。

八方師匠は、マクラで甲子園球場での阪神・巨人戦のことを気にしつつも（笑）、たっぷりと「宿屋仇（宿屋の仇討ち）」を披露してくださいました。とてもきっちりとしていて、かつ面白い高座でした。

そのほかの演題は、ごらんのとおりです↓。



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翌28日は、京都で、ブログ＆着物フレンドのakeさま、秀子さまにお目にかかり、ランチをご一緒させていただきました。

眼下の素晴らしい眺めと楽しいおしゃべりに、時間の経つのを忘れました。
akeさま、秀子さま、本当にありがとうございました。

楽しいおしゃべりに夢中になって、写真を撮るのをすっかり忘れておりました。
お二人の素敵なお着物姿のお写真など、詳細はakeさまのブログでご紹介くださっていますので、ぜひそちらをご覧くださいまし。

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地下鉄三宮駅構内にはられていた、URニュータウンのポスター。
かわいいポスターですが……キャッチコピーのコンセプトがわかりません……。