日本の傳統(伝統)を守らう!

皇位繼承問題を主に扱ひます。メル突(場合によっては電突)を實踐(実践)・推奬してゐます。

九條改正反対 -- 必要なのは現日本國憲法破毀 --

2006-03-06 23:58:30 | 米國による日本改造

筆者は憲法九條の改正に反對(はんたい)です。

そもそも「憲法九條の改正」と云ふ言葉自體(じたい)に 違和感を覺えます。 まるで次の憲法でも戰力に關(かか)はる部分が必ず九條に無いと いけないみたいでは無いですか。 暗に現憲法の輕微な修正のみを是としてゐる氣がします。

自民黨(とう)が最近制定した草案は現日本國憲法の出來損なひのやうでまるで 賛成出來ません。 必要なのは現日本國憲法破毀と現皇室典破毀だと筆者は考へてゐます。

今改正すると、集團的自衞權(しゅうだんてきじえいけん)が明示され、 米國の侵掠(しんりゃく)戰爭に加担させられると云ふ理由で反對(はんたい)して ゐる人達が居る、此れは理解出來ます。

然(しか)し盲目的に平和を唱へる護憲派と言はれる人達には一分の理も感じられません。 そんなに平和が良いのなら、 何故自分たちの言葉で平和憲法を策定しようと言はないのか? いつも非難の対象としてゐる米國が作った憲法を大事にしようとするのか? まるで行動に一貫性が有りません。

筆者の憲法や國軆(こくたい)に關する見解は、 拙著ブログ 保守、傳統(伝統)、國體(国体)、憲法を御覽(ごらん)下さい。

憲法は浅薄な人間の知力で国家を「設計する」がごとくにつくるものではなく、いかなる天才の何十倍・何百倍も懸命な祖先の叡知の中に「発見する」ものであると考える英国や米国の憲法思想をもって、「正しい憲法」、すなわち「正統の憲法」というのである。(中川八洋氏)
以下、思ひ切り理想論を述べます。

現日本國憲法・現皇室典を破毀し、 明治憲法、舊(きゅう)皇室典範を元にして、改正案を作成するのが筆者は良いと考へます。

必須と成る變更(へんこう)項目は

  • 天皇を元首と定める。
  • 皇室典範は國會決議や國民投票などで変更出來なくする。
  • 自衞軍を明示。
  • 政教分離規定は國家が特定宗教を優遇も排除もしないことだけ謳へば良い。
と云った所でせうか。

集團的自衞權は筆者は有る方が良いと思ひます。 もし現日本國憲法が破毀出來るくらゐなら、 日本が米國從屬の國では無くなってゐると云ふことですからね。 (理想論を話してゐます。念のため) 寧(むし)ろ持たないと、アジア諸国から苦情が出ると思ひます。

更に理想を云へば、

  • 政教分離規定は國家が特定宗教を排除しないことだけ謳へば良い。
  • 參議院は廃止、貴族院の復活
、、、と行きたいところですが、貴族院はどう轉んでも無理でせうね。 代はりに皇族院でも作りますか。

皇族方に政治を擔(にな)はせて、國の梶取りを誤ったらどうするのか、と思はれる 人が居るかも知れませんが、 國民が選擧で選んだ代表だって梶取りを間違ひまくってゐるぢゃあ無いですか。 衆愚政治で國が滅びに向かふのは納得出來ませんが、 2666年間日本の權威として君臨した皇室に政治を任せて滅びに向かふのなら 筆者は諦めも附きます。

政教分離に關してですが、 筆者は政府が特定宗教を少しくらゐ優遇しても良いと考へてゐます。 壓倒的(あっとうてき)多數(たすう)の日本人が神社にお參りに行き 佛式(ぶつしき)で葬式を擧げてをり、 其れらを優遇するのは當(あ)たり前だと思ひます。 小數(しょうすう)意見を尊重する事は大事ですが、 基本的には多数派の要望を滿たす事がもっと大事でせう。

國と云ふのは本質的に宗教で纏めないと纏まらないと思ひます。 どの國だって宗教と政治が結び附いてゐます。 神道の最高の祭司で有る天皇を象徴としているにも關はらず、 嚴密な政教分離を要求してゐるやうに見える憲法こそが異常だと思ひます。

日本は多信教の國ですから、 國家元首が天皇で有ることと、 憲法で特定宗教排除を禁止さへすれば、 其れで國は纏まると思ひます。

毎日のアンケートですが、 n

「米国に押しつけられたものだから」は10%にとどまり、
は、思ったより多いので(笑)心強いです。かう考へる人を増やしてゐきたい。
 戦後日本の平和維持や国民生活の向上に現憲法が果たした役割については「かなり役立った」が26%、「ある程度役立った」が54%で評価派の合計は80%。「あまり役立っていない」は14%、「まったく役立っていない」は2%にとどまった。

此れは、頭痛いです。 韓国には、竹島強奪され、漁民拿捕され、北朝鮮には拉致され、 北方領土は返して貰へない。 此れの何處(どこ)が平和なのでせうか。 皇室だって潰されさうです。

また明治憲法の時だって國民生活は向上しました。 國民生活の向上は日本の先人達の努力の賜物で有って 現憲法どうかは關係ないでせうに。 それすら、隨分と中國と米國に搾取されてゐるわけなのですが。

電突・メル突先:
首相官邸 http://www.kantei.go.jp/
 	TEL 03-3581-0101
 	ご意見募集 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
自由民主党 http://www.jimin.jp/
 	本部 TEL 03-3581-6211 公聴室 TEL 03-3581-0111
 	自民党に物申す http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html

現職国会議員名簿
 	http://www.jca.apc.org/silvernet/giin_all.html
 	http://www.geocities.jp/illogical_drmccoy/kokkaigiin.html
 	http://kumohare.seesaa.net/article/12226306.html

←このブログを応援してくれる方はクリックをお願ひします。

竹島(獨島)は日本の領土です。Takeshima(Dokdo) is a Japanese teritory.

毎日新聞 2006年3月5日 東京朝刊

毎日新聞世論調査:改憲賛成が最高の65%、反対は27% 戦後の役割、8割が評価

 毎日新聞が実施した全国世論調査によると、憲法改正について「賛成」と答えた人は65%で「反対」は27%だった。一方、戦後日本の平和維持や国民生活の向上に現憲法が果たした役割の評価については、「役立った」とする評価派が8割に達した。(18面に質問と回答)

 調査は2月10、11の両日、電話で実施した。毎日新聞の世論調査では「分からない」との選択肢も加え同趣旨の質問を過去に面接方式などで実施してお り、82年から04年まで改憲賛成派は2~4割台で推移した。04年4月から過去3回行った改憲の賛否を二者択一で聞く調査では、賛成派はいずれも60% 前後。単純比較はできないが今回、賛成派は最高を記録した。

 性別では男性が「賛成」67%、「反対」26%に対し、女性は「賛成」64%、「反対」27%。世代別では「賛成」は20~40代が 67~72%と高く、50、60代は60%台前半、70代以上だけは半数を割り47%だった。政党支持別では、自民、公明支持層の約8割、民主支持層の約 6割が賛成したが、共産、社民両党支持層では「反対」が過半数だった。

 賛成派に理由を聞いたところ「今の憲法が時代に合っていない」が53%と最多で、「一度も改正されていない」(18%)、「自衛隊の活 動と憲法9条にかい離がある」(13%)が続いた。「米国に押しつけられたものだから」は10%にとどまり、憲法の制定過程を問題視する自主憲法論は改憲 派の主要な動機とはなっていない。

 反対派の理由は「9条改正につながる恐れがある」が54%と圧倒的に多く、9条改正反対が大きな論拠となっている。「国民や政党の議論がまだ尽くされていない」が26%、「改正するほどの積極的理由がない」が11%などだった。

 戦後日本の平和維持や国民生活の向上に現憲法が果たした役割については「かなり役立った」が26%、「ある程度役立った」が54%で評価派の合計は80%。「あまり役立っていない」は14%、「まったく役立っていない」は2%にとどまった。

 政党支持別では自民支持層の83%、民主支持層の75%が評価派だった。【西田進一郎】