先日の訪中で中川氏と二階氏の訪中で中川氏が冷遇され、 二階氏が厚遇されました。 此れぞ正に中川氏がこそが國益に適ひ、 國益を損ふのは二階氏だと云ふ證據(証拠)でせう。
國益を損ふ二階氏の罷免を強く望みます。
「六韜」と言はれる中國の兵法書に次のやうに有ります。
五曰、嚴其忠臣、而薄其賂、稽留其使、勿聽其事。亟爲置代、遺以誠事、親而信之、其君將復合之。苟能嚴之、國乃可謀。
五に曰く、その忠臣を厳(げん)にして、その賂(まいな)いを薄くし、その使いを稽留(けいりゅう)して、その事(こと)を聴くなかれ。亟(すみや)かに 代わりを置くことをなさしめ、遺(おく)るに誠事(せいじ)をもってし、親しみてこれを信ぜば、その君まさにまたこれに合(あ)わんとす。苟(いやしく) もよくこれを厳(げん)にせば、国すなわち謀(はか)るべし。
分かり易く言へば、
と云ふ感じに成るでせう。交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。 交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。 そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。そしてやがては滅ぶ。
二階氏が行ってゐる東シナ海ガス・油田の試掘の許可を下ろさないなどと云ふ政策は、 中國の利益としか成りません。 國益を損ふ二階氏の罷免を強く望みます。
、、、とメル自民・民主等の議員にメル突しました。
問題を共有してくれる方は、周りの人に話したり、メル突・電突するなり、ブログを立ち上げるなり、御協力を宜しくお願ひします。
追記: 此《この》時は中川氏を持ち上げましたが、やつぱり此人も駄目みたいですね。
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文面はメタモルフォーゼ・ニッポン 六韜を流用させて戴きました。有難うございました。
此の事を理解してゐれば、以下の記事で無能なのは、 二階氏と河北新報(笑) と云ふ事が良く分かるかと思ひます。
日中関係/なぜ刺激的な発言続ける
日中関係改善の期待を担った中川秀直自民党政調会長ら与党議員団と二階俊博経産相の2組の訪中。中国共産党や政府要人との会談は、障害が 小泉純一郎首相の靖国神社参拝にあることをあらためて浮き彫りにした。修復の糸口をどうつかむか。中国側の中川氏と二階氏への対応の違いに着目し考えてみ たい。
中川氏は、首相や「ポスト小泉」に有力視される安倍晋三官房長官に近い。首脳対話再開の地ならしを目指したが、中国側は、「私的参拝」 と首相を擁護する中川氏に態度を硬化させ、後継首相が参拝しないようくぎを刺した。希望した曽慶紅国家副主席との会談は実現せず、李肇星外相との会談は突 然中止された。
二階氏は東シナ海のガス田開発問題で昨年秋、「中国が権力を行使する。日本がそれに対応する、では話し合いの交渉にならない」と語り、 中川昭一前経産相時代の中国対抗路線を修正。それに呼応するかのように中国軍艦の示威的な行動はみられなくなった。二階氏はガス田担当の商務相とはじっこ んの間柄。親中派としての人脈も生かして温家宝首相との会談にこぎ着けた。 どういう姿勢と言葉で相手に臨むか。人と人が理解し合うことは、外交でも重要な要素だということを示しているだろう。
その反対を行くのが最近の日中の要人たちだ。「私が靖国参拝しなければ首脳会談に応じるという方がむしろ異常だ」(小泉首相)、中国、 韓国との関係改善は「期待しない方がいい」(麻生太郎外相)、「小泉首相には期待していない」(唐家〓国務委員)。売り言葉に買い言葉。日中が協調して地 域課題に取り組めば、アジアの発展を支える大きな力になる。なのに両国は大きなロスを続けている。
むろん相手に心地よい姿勢や言葉ですべて解決できるわけではない。中国が対話相手を恣意(しい)的に扱い、後継首相に注文を付けるのは自分勝手だ。
首脳同士の信頼関係構築こそが大切だ。そのためには、刺激的な言動はお互い慎み、自分で自分の視野を狭める近視眼的な発言にも注意すべきだ。
小泉首相は「貿易・経済、文化芸術では交流が拡大している」と語る。その一面だけをみて今や「政冷経涼」とまでいわれる現状も意に介さないようだ。
対中貿易で日本は2004年以来、額、伸び率とも欧州、米国に及ばない。中国への人の往来も昨年は日本の伸び率が2%台に対し、欧州、ロシアなどは2けた。拡大の勢いが違うのだ。
日本企業が中国での商機や投資機会を失い、気付けば諸外国に水をあけられていた―そんなことになりかねない。狭い視野では、国際経済でも時代の方向感覚を失う。
〓はへんが王、つくりが旋