小泉首相は危険、森元首相もあてになりませんね。 「神の國」だと言ってゐたのは何だったのでせうか。
安部官房長官も勿論あてになりません。 安部官房長官は職務上の制約だと個人的には思ひますが、 現在はあてにせずに行動するのが得策でせう。
朝日新聞が寛仁親王殿下の言論封殺を仕掛けて来ましたから、
- 自分らは言論の自由に敏感なのに、自分らの主義に合はないものは言論封殺するのか?
- ダブルスタンダードでは?
- そんなことだから部数が激減するんだ
と電突して置きました。 今思ふと、 「こんなことを続ければ自分らがリストラで解雇されるかもしれない訳だが 分かってゐるのか?」 くらい言って置けば良かったかもしれません。
どれだけの効果があるのかは知りませんが、かういふ声が増えれば、 考へ直さざるを得ない時が来るかもしれません。彼らも所詮は商売ですから。
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「早くした方がいい」 皇室典範改正で首相
小泉純一郎首相は2日夜、自民党内で女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案の今国会提出に慎重論が強まっていることについて「皇位の安定的継承のため に早くした方がいい。あまり長く(議論を)やっても良くないのではないか」と述べ、今国会で成立させる必要性を強調した。 首相は、改正案の採決では党議拘束をかけるべきだとの認識を重ねて示した。官邸で記者団の質問に答えた。
皇室典範改正:小泉首相「多くは賛成」と自信示す
小泉純一郎首相は1日夜、平沼赳夫元経済産業相らが皇室典範改正案の今国会の提出見送りを求めていることについて「国会に提出して成立を 期します。ののしり合いなんかにならないでしょう。そうしないのが国会議員の良識じゃないですか。よく議論すれば多くは賛成に回ると思う」と述べ、今国会 での成立に自信を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
自民党の森前総理大臣は、派閥の会合で、皇室典範の改正に反対する 集会に森派の議員が出席したことについて「党や政府で自分たちが どういう立場にあるかをわきまえて行動してほしい」と述べ、慎重に行動 するよう求めました。
政府は、女性とその子どもの女系にも皇位の継承を認める皇室典範の 改正案を今の国会に提出して成立させる方針ですが、1日、これに反対 する「日本会議国会議員懇談会」などが主催する集会が開かれ、森派に 所属する議員も参加しました。これについて、森前総理大臣は「小泉総理 大臣の任期は秋までであり、改革をやり遂げてもらうため、しっかり支える ことが第一だ。皇室典範の改正は、小泉内閣のもとで議論し、仲間の細田 前官房長官が取りまとめたことを頭に置いてほしい。『反対集会に出席するな』 とは言わないし、自分の思いを大事にしながら大いに出席すればいいが、 党や政府で自分たちがどういう立場にあるかをわきまえて、行動してほしい」 と述べ、慎重に行動するよう求めました。
また、山崎前副総裁は、派閥の会合で「皇室典範の改正をめぐって 議論が紛糾しつつあるので、憂慮している。このような問題で国論の 分裂や混乱が生じないようにしなければならない。派閥内でも積極的に 意見交換をして、党内全体が意見集約を図れるように努力していきたい」 と述べました。
一方、高村元外務大臣は、派閥の会合で「皇室典範の改正はまだ 議論が熟したとは到底言えず、今の国会への提案は慎重であるべきだ」 と述べたほか、伊吹派、谷垣派、二階グループ、河野グループの会合でも 「急ぐ理由はない」などとする慎重論が相次ぎました。
朝日新聞社説 2006/02/02
寛仁さま 発言はもう控えては
皇位継承のあり方をめぐり、天皇陛下のいとこにあたる寛仁(ともひと)さまの発言が相次いでいる。
昨年、会長を務める福祉団体の機関誌に随筆を寄稿したのに続き、月刊誌「文芸春秋」などでインタビューに応じた。さらに産経新聞と、同社が発行する雑誌「正論」にインタビューが載った。
初代の神武天皇から連綿と男系が続いているからこそ皇統は貴重なのだ。戦後に皇籍を離れた元皇族を復帰させるなどして男系維持を図るべきだ。いずれもそうした趣旨の発言である。
小泉首相から皇位継承のあり方を諮問された有識者会議は、女性天皇やその子の女系天皇を認める報告書をまとめた。政府はこの報告書に沿って皇室典範の改正案を準備中だ。
寛仁さまの発言は、この報告書や首相の方針に異を唱えるものである。
だれを天皇とすべきか。皇位継承は天皇制の根幹にかかわる問題だ。国民の間で大いに論議しなければならない。
皇族にも様々な思いはあるだろう。自らにかかわることだけに当然だ。だが、それを外に向かって発言するとなると、どうか。改めて考える必要がある。
当事者である天皇や皇族がどう考えているのかを知りたいと思う人もいるだろう。自由に話をさせてあげたらいい、という人もいるにちがいない。
皇太子妃の雅子さまが体調を崩したときに、私たちは社説で、心のうちを率直に語ったらどうかと主張した。
しかし、今回の一連の寛仁さまの発言は、皇族として守るべき一線を超えているように思う。
寛仁さまはインタビューで「皇族は政治にタッチしないという大原則があります」と述べている。その大原則に反するのではないかと考えるからだ。
憲法上、天皇は国政にかかわれない。皇位継承資格を持つ皇族も同じだ。
寛仁さまは皇位継承については「政治を超えた問題だ」と述べている。歴史や伝統の問題ということだろう。
しかし、天皇制をどのようなかたちで続けるかは国の基本にかかわることで、政治とは切り離せない。まして、いまは政府が皇室典範の改正案を出そうとしている時期である。
たとえ寛仁さまにその意図がなくても発言が政治的に利用される恐れがある。それだけ皇族の影響力は大きいのだ。
天皇は日本国民統合の象徴だ。国民の意見が分かれている問題では、一方にくみする発言は控えた方がいい。これは皇族も同じである。
天皇陛下は記者会見でたびたび女性天皇や皇位継承について質問されたが、回答を控えてきた。皇太子さまも会見で質問されたが、やはり答えなかった。
おふたりとも、憲法上の立場を考えてのことにちがいない。
寛仁さまひとりが発言を続ければ、それが皇室の総意と誤解されかねない。そろそろ発言を控えてはいかがだろうか。