小沢映子 わたしが伝えていきたいこと

「愛する富士市を、愛せる富士市に」 静岡県富士市議会議員 小沢映子ブログ

千代田区立就労支援センター(ジョブサポートプラザちよだ)

2010年06月12日 17時34分36秒 | 福祉・教育
 6月10日 富士市手をつなぐ育成会の精鋭の母達と障害福祉課の主幹さんと千代田区立障害者就労支援施設(ジョブサポートプラザちよだ)に見学に行ってきました。この就労施設は、知的障害者35人(10人の就労移行事業と25人の就労継続事業B型)の定員です。現在24名利用。
 全国に何千とある就労施設の中でも際立った特徴があります。

 それは、この就労支援施設が、千代田区役所の庁舎の中にあるということです。以前明石市役所についてお伝えしましたが、私の知る限りではこの2か所だけです。
 千代田区が庁舎内に作って、指定管理者制度で運営団体を公募しました。
 公募の時の区の条件は、就労施設とパン屋の両方が出来る法人ということでした。どちらも得意という法人はなかなかおらず、結局山梨で立ち上げた社会福祉法人「緑の風」が国産小麦を作っていてパン屋さんで組織するNPOも支援していたため、運営を任されることになりました。



 最初からそのために用意してあるスペースなのでとにかく広くてびっくりです。

 広い作業室が二つと広い男女更衣室、食堂、事務所スペース、利用者は区の職員と一緒に出勤するので、社会人になった自負持っているそうです。
 作業内容は、明石市役所と同じで封入、印刷、千代田区は企業が多いので企業に委託されて仕事もやっています。
 もうひとつの特徴である、区役所内1階にある「さくらベーカリー」もこの法人運営です。

こちらはプロのパン職人を中心に20名ほどいて、本格的なパン屋です。何十種類ものパンを作り1日の売り上げが30万円ほどだそうです。昼時はお客さんでごった返していました。障害者はやはり1階にある工場の部分に3名、店舗部分に1名だけです。でもここで売るクッキーは3階にある就労施設で作っています。外へ売りに行くのも就労施設の仕事です。


最新の機械が並ぶパン工房

 富士市役所の1階厨房が、業者が撤退した後空いています。物置化されようとしています。なんとかこのスペースを障がい者の就労施設にできるといいのですが。



「愛する富士市を、愛せる富士市に」小沢映子公式ホームページ@-
http://www4.tokai.or.jp/ozawa/


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
有効利用できるといいですね。 (冨士子さん)
2010-06-13 02:01:10
 小沢さん、
  いろいろと情報をありがとうございます。
  以前、小沢さんに話したように、あの食堂だった スペースに、みんなが前向きに働ける場所が出来る といいですね。具体的な案を作って、提案する事が 大切ですね。例えば、明石市で見てきた、コンビニ ができたら、みんなも便利になるのではないでしょ うか。
  そして、今まで二階にあった、授産所の品物も販 売したらいかがでしょうか。(2階のあいあいが、 縮小されてしまったので)。みんなで考えれば、も っともっと良いものができると思います。
 これからも、頑張って下さい。応援していますよ。
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前向きな行動を応援します (冨士子さん)
2010-06-13 10:01:56
 小沢さん、
  いつも新たな情報をいただきまして、ありがとう ございます。
  以前にもお話ししたように、地下のあの空間にコ ンビニエンスストアーを設置すれば、きっと賑わい ますよ。明石市のようにみんなのために利用できる 場所になるといいですね。 
  2階にあった、あいあいの品物も販売したら、き っと多くの、出会いと交流と発展があると思います 。これからも、大勢の人と話し合って、提言してい き、形になることを祈っています。
  ”冨士市役所にコンビができたよ!”というニュ ースが流れる日を待っています。
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応援お願いします (小沢映子)
2010-06-13 11:33:27
 これから話が具体的になってきたら、皆さんのお力もお貸しください。
 コンビニは場所の問題で難しいかもしれません。人の流れのないところなので、工夫が必要です。
 明石市役所は、誰もが通る、市役所の中でいちばんいい場所にありました。
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