さあついに復党してしまいました。
この問題についていろいろ言われてるけど、個人的に思うことを書いてみたい。
彼らは去年の郵政国会において、法案に反対したうえ、新党に参加するなど除名扱いになっていない者達だ。綿貫、亀井らは新党を立ち上げているので除名されていて、復党問題には入ってきていない。
そもそも、一度反対して、反対したら除名だと言われてもなお反対したのだから、いまさら戻るというのは人としてみっともないことだ。造反組に批判が集まるのはまずそこだろう。
そして、何より問題なのは、郵政法案に反対を貫いて選挙を勝ち上がって来たのに、それを覆すのは支持者を馬鹿にしている。彼らに投票した人達は、郵政法案に反対なのだ。なのに公約の正反対の行動を取るなら、辞職して新たに選挙を戦うべきだ。それが人としての筋だろう。
にもかかわらず、反省したとか民意がどうとか言うのは間違いだ。特に野田聖子、おまえは死んでも復党なんかしちゃいかん。民意も大事だが、自分を支持していた人をないがしろにしてどうする。そんなので次の選挙、自分に入れる人がどれだけ出てくるというのか。
ま、次回も公認はするが比例に名簿載せて貰えず自力で勝ち上がることというのが条件になると思うけど。
次に、ぎゃーぎゃー騒いでる小泉チルドレンの面々。お前らは刺客として雇われた傭兵なんだから、役目が終わったらお払い箱で当たり前じゃないか。狡兎死して走狗煮らるというが、小泉も「議員も首相も使い捨て」と言うように、用済みの彼らがなんの文句を言うことがあるだろうか。自分らがなにか使命でもあるとでも思っているとしたら、思い上がりも甚だしい。
まあ、片山さつきのように官僚経験が生かせれば使い道はあるのだろうが、ピンポイントで使われて文句言っている者より、造反したけど灸を据えられて忠誠を誓った連中のほうが党としては使い勝手はいいだろう。
というか、民主政治において、重要なのは政策、またはその集団である政党であって、構成員の都合なんか関係ない。党が存続していい政治をしていくのなら、その構成員は誰だっていいんだ。しかし自分の議員としての保身を考えるから、造反したり復党したりする。ふざけたものだ。倫理的に言えば彼らのような連中は相手にしないほうがいいはずだ。
でも、やっぱり民主主義、政党政治は数の論理がある。彼らのような者でも兵隊として、にぎやかしとしては必要なのだ。だから復党させた。自民党としてはなんの問題もない。
これを「都合良く切ったり拾ったりする」と批判する向きもあるが、与党として、党運営さえきっちりやることが分かってるなら登用するのは当たり前。批判の意味すらがない。そんなことを批判するなら、「じゃあ政策が通らなくていいのか」ということだ。民主政党なら政策を通すのが第一目的であって、誰がそれを通すかなんて問題ではない。
現在の野党は、個人主義の集まりだからいまいちぱっとしないのだ。自分は公の僕であるという自覚さえあれば、気に入らないから独立→寄り合いといったみっともないことはしないものだ。
そこで気になるのが平沼赳夫という男。彼の政策はまことに素晴らしいもので、拉致議連、皇室典範改正反対等、安倍内閣の美しい国作りに矛盾するものではない。さらには靖国参拝にも賛成している。個人的にはもっと光を当ててほしい政治家ではある。
彼は「踏み絵を踏まない」として誓約書にサインはしなかった。でも復党願いは出した。サインしなきゃ復党はないのだから、復党願いを出す必要はない、女々しいという批判もあるが、これは彼なりの信念だろう。彼は郵政法案に反対した以外のことで、なにも批判されるべきことはしていない。そして、もしそれが間違いだったとしても、男が一度決めたことは悔いない、貫く、そういうことだろう。そして、自分は自民党でこそ力を発揮できるという自負があるからこそ、新党などには参加していないのだろう。それはそれで評価できる。
だが、間違いを認めて立ち直るのも時としては必要だと思う。そもそも、なぜ彼がそこまで郵政法案に反対したがるのかが見えてこない。利権や派閥の争いで反対したがるような人間には見えないから尚更だ。亀井からの影響が強いのか、他に思うところあるのだろうか、報道や彼のHP等を見てもそのへんの決意が見えてこない。
ポスト小泉だって狙えた男が、それを無にしてまで反対するなんて、不自然だ。やりたいことはトップになってからゆっくりやればいいんだから。
誰もが小泉のように思った通り行動出来るわけではないのだろうが、もう少し柔軟性を持てばこういうことにならなかったのではないかと思える。平沼は自民党に必要な議員なのは確かなので、党も平沼もそろそろ落としどころを模索すべきなのではないかと思う。
下らないプライドでどちらも譲らないではあまりに勿体ない人材である。
今回の騒動で、造反組は牙をもがれたも同然、チルドレン共はみっともなさが炸裂した。
だが政党政治の基本的な部分を皆が理解したと思う。これを独裁だとかわけのわからないことを言う人がいるが、考えが同じだから政党を組んでいるのに、従わない馬鹿がいるという基本的な問題が払拭されたわけだ。考えに賛同できないなら参加しなくていいわけだし。
今までは利権だの族だのがいて、そういったまともな政治が出来なかっただけだ。それをぶっ壊した小泉は歴史に残る政治家だろう。
で、平沼は最後まで媚びなかったので男は上げたかもしれないが、政局を読み切れてなかったと言われたらそれまでだ。早々に解決して、復党すべきである。
この問題についていろいろ言われてるけど、個人的に思うことを書いてみたい。
彼らは去年の郵政国会において、法案に反対したうえ、新党に参加するなど除名扱いになっていない者達だ。綿貫、亀井らは新党を立ち上げているので除名されていて、復党問題には入ってきていない。
そもそも、一度反対して、反対したら除名だと言われてもなお反対したのだから、いまさら戻るというのは人としてみっともないことだ。造反組に批判が集まるのはまずそこだろう。
そして、何より問題なのは、郵政法案に反対を貫いて選挙を勝ち上がって来たのに、それを覆すのは支持者を馬鹿にしている。彼らに投票した人達は、郵政法案に反対なのだ。なのに公約の正反対の行動を取るなら、辞職して新たに選挙を戦うべきだ。それが人としての筋だろう。
にもかかわらず、反省したとか民意がどうとか言うのは間違いだ。特に野田聖子、おまえは死んでも復党なんかしちゃいかん。民意も大事だが、自分を支持していた人をないがしろにしてどうする。そんなので次の選挙、自分に入れる人がどれだけ出てくるというのか。
ま、次回も公認はするが比例に名簿載せて貰えず自力で勝ち上がることというのが条件になると思うけど。
次に、ぎゃーぎゃー騒いでる小泉チルドレンの面々。お前らは刺客として雇われた傭兵なんだから、役目が終わったらお払い箱で当たり前じゃないか。狡兎死して走狗煮らるというが、小泉も「議員も首相も使い捨て」と言うように、用済みの彼らがなんの文句を言うことがあるだろうか。自分らがなにか使命でもあるとでも思っているとしたら、思い上がりも甚だしい。
まあ、片山さつきのように官僚経験が生かせれば使い道はあるのだろうが、ピンポイントで使われて文句言っている者より、造反したけど灸を据えられて忠誠を誓った連中のほうが党としては使い勝手はいいだろう。
というか、民主政治において、重要なのは政策、またはその集団である政党であって、構成員の都合なんか関係ない。党が存続していい政治をしていくのなら、その構成員は誰だっていいんだ。しかし自分の議員としての保身を考えるから、造反したり復党したりする。ふざけたものだ。倫理的に言えば彼らのような連中は相手にしないほうがいいはずだ。
でも、やっぱり民主主義、政党政治は数の論理がある。彼らのような者でも兵隊として、にぎやかしとしては必要なのだ。だから復党させた。自民党としてはなんの問題もない。
これを「都合良く切ったり拾ったりする」と批判する向きもあるが、与党として、党運営さえきっちりやることが分かってるなら登用するのは当たり前。批判の意味すらがない。そんなことを批判するなら、「じゃあ政策が通らなくていいのか」ということだ。民主政党なら政策を通すのが第一目的であって、誰がそれを通すかなんて問題ではない。
現在の野党は、個人主義の集まりだからいまいちぱっとしないのだ。自分は公の僕であるという自覚さえあれば、気に入らないから独立→寄り合いといったみっともないことはしないものだ。
そこで気になるのが平沼赳夫という男。彼の政策はまことに素晴らしいもので、拉致議連、皇室典範改正反対等、安倍内閣の美しい国作りに矛盾するものではない。さらには靖国参拝にも賛成している。個人的にはもっと光を当ててほしい政治家ではある。
彼は「踏み絵を踏まない」として誓約書にサインはしなかった。でも復党願いは出した。サインしなきゃ復党はないのだから、復党願いを出す必要はない、女々しいという批判もあるが、これは彼なりの信念だろう。彼は郵政法案に反対した以外のことで、なにも批判されるべきことはしていない。そして、もしそれが間違いだったとしても、男が一度決めたことは悔いない、貫く、そういうことだろう。そして、自分は自民党でこそ力を発揮できるという自負があるからこそ、新党などには参加していないのだろう。それはそれで評価できる。
だが、間違いを認めて立ち直るのも時としては必要だと思う。そもそも、なぜ彼がそこまで郵政法案に反対したがるのかが見えてこない。利権や派閥の争いで反対したがるような人間には見えないから尚更だ。亀井からの影響が強いのか、他に思うところあるのだろうか、報道や彼のHP等を見てもそのへんの決意が見えてこない。
ポスト小泉だって狙えた男が、それを無にしてまで反対するなんて、不自然だ。やりたいことはトップになってからゆっくりやればいいんだから。
誰もが小泉のように思った通り行動出来るわけではないのだろうが、もう少し柔軟性を持てばこういうことにならなかったのではないかと思える。平沼は自民党に必要な議員なのは確かなので、党も平沼もそろそろ落としどころを模索すべきなのではないかと思う。
下らないプライドでどちらも譲らないではあまりに勿体ない人材である。
今回の騒動で、造反組は牙をもがれたも同然、チルドレン共はみっともなさが炸裂した。
だが政党政治の基本的な部分を皆が理解したと思う。これを独裁だとかわけのわからないことを言う人がいるが、考えが同じだから政党を組んでいるのに、従わない馬鹿がいるという基本的な問題が払拭されたわけだ。考えに賛同できないなら参加しなくていいわけだし。
今までは利権だの族だのがいて、そういったまともな政治が出来なかっただけだ。それをぶっ壊した小泉は歴史に残る政治家だろう。
で、平沼は最後まで媚びなかったので男は上げたかもしれないが、政局を読み切れてなかったと言われたらそれまでだ。早々に解決して、復党すべきである。