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以前、「瓢喜の東銀座店へ伺いよかったのでまた行ってみよう!と思っていたのですが、「瓢喜 京橋店」が12月11日にオープンしたとのことで、今度は京橋店にしてみました。
2015年8月31日に向かい側に 瓢喜 香水亭 京橋店もオープン。
道を挟んで両側に瓢喜があります。
シルバーを基調にしたモダンで現代風なお店なので、他の京都・瓢喜のイメージで伺うと別なお店と思って迷ってしまうかもしれません。
銀箔と銀屑の壁がより白木のテーブルと椅子。
お部屋はすべて個室になっています。
二人でしたが8名用の広いお部屋をご用意していただきました。
壁もシルバー、海外の日本食レストランにいるような洗練されたデザインの室内。
店内の雰囲気から乾杯のお酒はビールよりも泡がいいなと思ったらヴーヴクリコがありました。
★ヴーヴクリコイエローラベルブリュット 8,000円(税抜)
ハーフサイズが嬉しい。ハーフなら2人で飲みきれます。
お料理は白金豚の出汁しゃぶが入ったコースを予約して伺いました。
★八寸
白菜助子巻き
車海老雲丹焼き
姫さざえ酢味噌和え
菜の花筑紫巻、蓮根煎餅
海鼠霙和え
黒豆、赤蒟蒻
子持ち昆布、筍土佐煮
ヴーヴーと八寸が一緒に運ばれて、なんと八寸は料理長が直々に取り分けてくださるという、丁寧なおもてなし。
見事な八寸でテンションアップ!
まるでお節料理をいただくような美しい盛り合せ。
和なのに洋のエスプリを感じるモダンな雰囲気。
フレンチの巨匠、ジョエル・ロブションと通じる感性を感じます。
シルバーのプレートに、箸置きにもシルバーが使われ、上品な煌びやかさは結納や顔合わせの席のようなキラキラ感です。
何から箸をつけるか?やっぱり端から行くべき?
雲丹好きな私は車海老から攻めます。
白菜助子巻きはちょっと珍しく、懐かしい。
助惣鱈の子なので鱈の子であるタラコの親戚、子どもの頃よく食べました。
見事な八寸でテンションアップ!
五感全てで味わう、見事なバランスのシャンパーニュ、ヴーヴー。
和食とよく合いますね!
★御造り
皮はぎ薄造り。
芽葱、薬味
自家製ぽん酢、肝醤油
自家製ポン酢ももちろん美味しいけれど、肝醤油の美味しいこと!
皮はぎの薄造りに肝を巻いて、肝醤油でいただくと絶品!
肝ってあんまり得意じゃない私が、もっと肝を食べたい!と思ったおいしさ。
★出汁しゃぶ
白金豚、バラ、ロース
岩手花巻のメーカーのブランド豚のしゃぶさぶ。
瓢喜のたっぷりの白ねぎと柚子とうがらしを薬味に、京の料理人のこだわりから生まれた秘伝の「出汁で味わう」新しい豚肉のしゃぶしゃぶ料理。
白ネギはひとりで5本分だったかしら?たっぷり葱でいただく出汁しゃぶに別な店舗に伺ったときに驚きました。
紙鍋も瓢喜のこだわりで他の店舗もこのスタイルでした。
IHだからできる演出ですが、スマートで洗練されている
★特別野菜盛り
葛きり、豆腐、湯葉、九条葱、小蕪、榎木、エリンギ、季節麩、梅麩、柚子麩、
たもぎ茸、舞茸、レタス、ほうれん草、鶏団子
美しく盛られた野菜盛りが素敵。湯葉やお豆腐系がたっぷりで嬉しい。
最初は女将がアテンドしてくださり、紙鍋にキレイにいれてくださいました。
食で大切なのことに味はもちろんですが、この愛でるということもとても大切。
★ゆず胡椒
唐辛子を入れ込んだ自家製とのことで、見た目は唐辛子なのですが、香りはゆず胡椒。
紅葉おろし的役割ですが、私はこのゆず胡椒がお気に入り。
★刻み葱
白ネギをたっぷりとお肉に巻き込んでいただくのが美味しい出汁しゃぶのいただき方。
★黒龍 純米吟醸
お鍋にはやっぱり日本酒を冷で。
銀塗りの酒器も美しく飾られてさりげないおもてなしの心。
そして、御猪口がまた素晴らしい。
★風神・雷神
農業守護神
雨を降らせ、水をコントロールする農業神
食には欠かせない神様を模った塗りの御猪口。
美味しい日本酒をより美味しくいただくためには器が重要ですよね。
白金豚をくぐらせると火が通り、お出汁に葱をたっぷり入れて葱でいただく豚しゃぶ。
私は牛より豚しゃぶやラムしゃぶが好きなので、白金豚しゃぶしゃぶが嬉しい。
福井のお酒、黒龍も安定したおいしさ。
日本酒っていいですね。
和食はもちろん、お料理のジャンルを問わず合います。
★焼き物
河豚山椒味噌焼き
万願寺唐辛子、京人参、酢取り茗荷、金柑蜜煮
河豚が焼物、朴葉焼きで登場しました。
朴葉味噌は高山の郷土料理でもあり、お酒は黒龍、豚肉は岩手など色んな地域の美味しいとこどり組みあわせ。
河豚が最後に贅沢に登場。
河豚はもちろん、薄造りもいいけれど私は焼いた河豚も好き。
添えられた金柑が美味しく程よい甘さとサッパリ感で、フレンチのグラニテ的役割をはたしていて味のバランスが素晴らしいです。
★京うどん
京都からお取り寄せしてるうどんは黄味が強い上品な細目のおうどん。
おうどんはお腹いっぱいでもツルツルといけて嬉しい食事の〆です。
あれ?おうどんの画像がなーい!
私はお腹いっぱいで、もう入らなかったので連れにほとんど食べてもらったからかな。
★甘味
苺ババロア 干し柿胡桃入れ込み
干し柿の上だけでなく中にも胡桃が入り、食感を高めた一品。
干し柿が旬ですね。和食でババロアもまた粋。
有終の美を飾るデザートまでモダン。
ご年配から若者まで幅広く受け入れられるお料理は、きっと外国からのお客様も喜ぶと思います。
女将と興石料理長が外まで見送ってくださいました。
女将は瓢喜 京橋店と向かい側にある「瓢喜 香水亭 京橋店」両方の女将だそうです。
香水亭は京料理がメインなようなので気になるので今度伺いたいです。
これぞ、日本の「OMOTENASHI」の心。
和の伝統の料理はそのままに、現代風にモダンにしたあしらいや空間は今の時代のよき和食という感じで、若い世代にも足を運んでほしい素敵なお店です。
京都 瓢喜 京橋店 (豚しゃぶ / 京橋駅、宝町駅、銀座一丁目駅))
TEL・予約
050-5590-0624 (予約専用番号
03-3538-5795 (お問い合わせ専用番号)
東京都中央区京橋2-7-14 ビュレックス京橋 1F
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