
リトアニアの世界遺産のひとつシャウレイにある『十字架の丘』へ行きました。
今、密かに人気のインスタスポットにもなっているようです。
十字架=墓というイメージを持ちやすいですが、ここはお墓ではありません。
ヴィリニュス⇒カウナス⇒シャウレイへ移動です。
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バルト三国は北緯54度にあり、訪問した4月はやっと春の兆しが見えてきた頃でしたが、シャウレイがもっとも寒い訪問地となりました。
風が非常に強くて、私のコートや髪の毛で風のすごさがわかるかと思います。
風が非常に強くて、私のコートや髪の毛で風のすごさがわかるかと思います。

十字架の丘(The Hill of Crosses)
(リトアニア語: Kryžių kalnas IPA: [ˈkʲrʲǐːʒʲuː ˈkä̂ln̪ɐs̪] 「クリージュ・カァルナス」)
リトアニア北部、シャウレイの北12kmに位置する巡礼地。お墓ではありません。おびただしい数の十字架が立つリトアニア最大の巡礼地。
その発祥については明確にされていませんが、初めてここに十字架が立てられたのは、1831年のロシアに対する蜂起の後と考えられています。
これらの十字架は、ロシアの圧制により処刑された人たちや、シベリアへ流刑されたリトアニア人たちを悼んだ人々が、一つ一つ持ち寄ったもの。
大きさは小さなロザリオから高さ数メートルもある芸術的な十字架まで実に様々。
1918年、リトアニアは独立を回復。
この丘はリトアニア人が平和や独立戦争での死者たちのために祈る場所となったそうです。
リトアニアがソ連の統治下にあった1944年から1990年、十字架の丘は特別な意味を持ち、丘へ行き十字架を捧げることで、リトアニア人は自分たちの宗教や遺産への忠誠心を示し、非暴力による抵抗を表してもいました。
それにもかかわらず、ソ連は4度にわたりブルドーザーでこの丘にある十字架を撤去しようとしたのだそうです。
十字架の丘は「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」として、2008年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。
[シャウレイへのアクセス]
ヴィリニュスから鉄道が1日約3便、所要時間は約2時間半。
ヴィリニュスからバスが1日10本以上、所要時間は約3時間半。
カウナスやクライペダからもバスが出ています。
※本数や所要時間は変更することがあるため、現地で事前確認必須。
[十字架の丘へのアクセス]
シャウレイからヨニシュキス(Joniškio)行きのバス乗車、ドマンタイ(Domantai)下車。
ドマンタイから徒歩20分ほど。

十字架の丘というので丘の上に建っているのかと思いきや。

















十字架は入り口にあるビジターセンターの売店や露天に売られているので誰でお置いてくることができます。

シャウレィはバスかタクシーで行くしかないそうです。
バス停は十字架の丘から2キロ以上離れた場所にポツンとあるらしいです。
バス停は十字架の丘から2キロ以上離れた場所にポツンとあるらしいです。

本当に周囲は何もない物悲しい場所で夜訪れたらお墓みたいで怖いかもしれません。
※十字架の丘はお墓ではありません。
※十字架の丘はお墓ではありません。
十字架の丘(Jurgaičių (Domantų) piliakalnis )
Jurgaičiai 81439 Lithuania
Jurgaičiai 81439 Lithuania
動画もあるのでチェックしてみてください。




ビジターセンターと売店とお手洗いがあります。
写真には写ってませんが露店もいくつか並んでます。
写真には写ってませんが露店もいくつか並んでます。
