もう、2ヶ月も前になってしまいました。
ブロぐるめ!さんのイベント、『ガラスびん工場&ワイナリー見学ツアーbyブロぐるめ』に参加させていただきました。
工場見学はマイブームでもあり、基本的には食品系の見学が好きなのですが、ガラスびんが大好き。
ガラスびんというより、ガラス細工が好きなのですが、ガラス工場見学にとても興味シンシン。
朝早くに品川駅から出発し、「東洋ガラス川崎工場」へ。日本ガラスびん協会の吉永専務理事と、びんデザイナーでもある八百幸さんが同行されました。
エトランスで売られていたガラスのグラスに目が・・・・
ガラス大好き!食器大好き!
ガラスって宝石みたいにきらきらしてキレイ。不思議な魅力があります。
が、工場で見学させていただくのは工芸品とか食器ではなく、びん。
びんはいろんなびんに毎日お世話になっています。
最近は味気ないペットボトルのワインや紙パックのお酒も多くなりましたが、リサイクルできるびんの魅力と、その製造過程を見学させていただきます。
工場ではまずは会議室で、ガラスびんが作られる過程をしっかりお勉強しました。
東洋ガラスさんには私たちが普段お世話になっている、メーカーさんのお馴染みのびんがたくさんありました。
東洋ガラスさんは約3割のシェアをもち、環境への取組みにも積極的な企業さんなのだそうです
ガラスびんの製造過程
ふむふむ。。。
作業着と帽子と軍手に耳栓。完全装備で準備して、工場見学出発!
工場内に入ります。
真っ赤なびんではなくて、熱で赤いのです。
1200度まで熱せられ、成形されるガラスびん。そばにいるだけで熱いです。
1200度でもびんの形にはなってるんですね。冷めるとびんは確かグリーンにだったと記憶してます。
エアーシャワーに入る準備中。
出来上がったガラスびんに不具合がないか徹底的に検査し、少しでも基準に満たないものははぶいていく検査室に入るためにエアーシャワーを浴びます。
これがさっきの真っ赤なびんなのです。
出来上がったびんをサランラップで梱包した状態。
びんができるまでの工程を見学させていただいて、いっそう、びんが好きになり、びん製品を買いたくなっちゃいました。
びんのデザインも中身によってさまざまな工夫が凝らされているのだそうです。
びんの色は年間30回ほど変えるそうで、客先のニーズや出荷時期を見込んで調整、年間で予定をたてて色替えを行うことで、あまり在庫をかかえないように調整しているのだそうで、これだけ色替えできるのは世界一なのだそうです。
深く考えたことなかったけれど、ガラスの色を替えるって大変な作業だったんですね。
ガラスは赤とブルーを出すのが難しく、ロイヤルカラーと呼ばれている。というのは昔、ムラノで聞いたことがありますが、知れば知るほど深みにハマる、ガラスびん。
ガラスびんには、どこの工場で製造されたのかがわかる刻印がされているそうです。
東洋ガラス川崎工場見学で、ガラスびんについて色々学んだので、応援隊員に任命していただきました!
ガラスびん工場&ワイナリー見学ツアーbyブロぐるめの様子はこちらにもアップされてます。
ブロぐるめ!編集部日記 http://blog.shokureco.co.jp/article/298279295.html
日本ガラスびん協会 http://www.glassbottle.org/news/update/2012-1031.html
>残念ながら2013年2月8日で川崎工場は
>廃止になります
とっても残念でショックでした。。。。
大変な仕事だなと。。。見学して思いました。
ガラス瓶で飲むと美味しいのに、味気ないペットボトルにどんどん置き換えられてますね。。。
古き良き昭和の工場の最後に乾杯!!
コメントありがとうございました。
残念ながら2013年2月8日で川崎工場は
廃止になります。
ガラスビンは不良率が高く、重量の管理も難しく
高温高熱による劣悪な作業環境など問題が山積して
います。労働災害も多くいわゆる3K職場ですよw
そして、将来はペットボトルによって駆逐されてしまうかもしれません。
年々生産量も減少していますけど
古き良き昭和の工場の最後に乾杯ですね~♪