いつだったかSNSでみかけてシェアしたのをお友達が覚えていて、帰省時に「いかようかん」の話題が出て、そういえば!と思い出し買いに行ってきました。
函館にある柳屋さんというお菓子屋さん。
柳屋さんの羊羹は昔から知っているし食べたことがあるけれど、そういえば柳屋ってどこにあるんだ?とググッって本店に行ってきました。
今、柳屋さんの前は市電は走っていませんが、その昔、市電は五稜郭駅まで走っていました。
多分、昔はここは路面電車が通っていたし、子どもの頃はお店に行ってるんだろうな。
この「いかようかん」は万代町にある柳屋さんの本店でしか購入できません。
そして、日持ちは10日ほどだそうで、羊羹とはいえ上生菓子に近い扱いみたいです。
1杯ずつ(イカは杯と数える)箱に入っていて、お値段は1,100円(税別)。
生獲れたて一パイ入り いかようかん。
その昔、私が函館市民だった頃は「いが~いが~」といういがウリが行商してました。
函館っこの朝ごはんはイカの刺身で始まるのが夏の常。
子どもの頃、毎日毎日イカで納豆とか生卵とかの朝ごはんにどんだけ憧れたか。
朝から、イカ刺を丼で食べる朝ごはんは今思えばなんて贅沢!なんでしょうが、子どもの頃の私はイカ刺し、いか飯、イカぽっぽ(イカ焼き)と一日イカを食べさせられる日もよくありました。
本当にリアルでイカにそっくり。
といいたいところですが、本物のイカは透明です。
スルメの色はこんな色合いですがイカが獲れた直後は透明で、新鮮なイカ刺しは白くない。
食べるとコリコリしているのが新鮮なイカ。
時間がたつと、イカは透明から白くなり、さらに時間が経つと白から赤茶色になって、干すと茶色になりスルメになります。
箱が函館山が描かれていて綺麗。
イカの街ではあるけれど、いつから「いかようかんの街」になったの?(笑)
柳屋さんは羊羹で昔から有名ですが、よくぞ考えたました!いかようかん。
私は知らなかったけれど、受賞歴もあるのですね。
このいかようかんの存在は最近知ったのですが、意外と歴史があるのですね。
1998年第42回函館圏優良土産品推奨会奨励賞 受賞
1998年第23回全国菓子大博覧会 厚生大臣賞 受賞
でも、これはイカんよ!リアルすぎ!(笑)
羊かん生地で包んだ
手作りの工芸菓子
★1 パイ 1,188 円(税込)
< 数量限定 >
★1 日限定 50 パイ★
※事前予約出来る限り対応しますとのこと。
本物のイカはここまで目が怖くないと思うのですが。。。
リアルだけど、もうちょっと表情可愛くするといいのにね。
実際のイカはもうちょっと目が優しい気もするし、獲れたては色は本当は透明。
スルメ色になっているのは味がコーヒー味だからかな?
てか、羊羹を透明にするのは無理です。
餡ですものね。
このスルメカラーはよく考えたと思います。
イカスミでなくてコーヒー味というのも〇。
コーヒー味と羊羹は意外と合いますもんね。
さーこのイカを刺身にするか?
包装紙には刺身にしないでくださいと注意書きあり(笑)
イカぽっぽは無理ですね。加熱はようかんは溶ける。
イカん!美味しい!『いかようかん』
カット後の様子はこちら
イカを捌くのは得意なのですが、このイカを上手くさばけるかな?刺身は次へ続く(笑)
口コミサイトにケーキも美味しいとあったので、石あたまと石あたまくろすけも買ってみました。
石あたまはシュークリームです。
石あたま=頑固もの からネーミングしたのシュークリーム。
洋菓子部門と和菓子部門に分かれてあります。
はこだて柳屋本店
函館市万代町 3-13
TEL 0138-42-0989
FAX 0138-42-0996
営業時間 AM 8:30 ~ PM 8:00
< 交通機関 >
函館駅から車で 7 分、空港から車で 25 分
五稜郭公園から車で 10 分
駐車場あり