ずっと乗りたかったTOHOKUEMOTION(東北エモーション)へやっと乗れました。
レストラン系列車は残念なことに未だおひとり様の予約が難しく、お二人さまからというのが多いのです。実際に走っているのをみたのは種差海岸ででした。
白い列車が走っている!と後で噂のTOHOKUEMOTIONであると知ったのでした。
TOHOKUEMOTION(東北エモーション)=東北レストラン鉄道
3.11で被災が大きかった街を活性化して元気になって欲しいそんな思いでスタートした列車ですが、半年ごとにシェフが変わるので何度でもリピしたくなる列車で予約が取れない列車としても有名。
朝ドラのあまちゃんの舞台となった久慈まで走るレストラン列車です。
誕生して5年。
わー乗りたいと思ってから5年も経ったのか。。。と改めて月日の流れの速さを思います。
デザイン・食・アートを通して「新しい東北を発見、体験」と「日常から解放される旅」をコンセプトに秋田新幹線E6こまちのデザインでもおなじみ奥山清行氏のデザイン車両でもあります。
八戸駅から久慈を走る列車の外観デザインは「走るレストラン」をイメージした大胆なデザイン。
列車内は、ライブキッチンを中心とした全席レストラン空間でコンパートメント個室車両、ライブキッチンスペース車両、オープンダイニング車両の3両編成。
各車両ごとに、福島の刺子織、青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄など、東北各地の伝統工芸をモチーフとしたインテリアを施すなどワクワクな発見があります。
今回、友人が石井シェフのお料理が大好きとのことで、鉄道大好きな私に乗りませんかと声をかけてくれたので、かねてから乗りたかった私はふたつ返事ですぐに予約のためにびゅうプラザに走りました。
この列車は通常の鉄道チケットと違い、解禁日が早いこともありあっという間に予約で埋まります。
デザートは空きのある日はあったけれど、奇跡的に一日だけランチが空いていました!
デザートだけより往復でランチとデザートを楽しみたい!そしてできれば席は海側がいい。と予約したのが一か月以上前のことでこの日をとても楽しみにしてました。
評判の石井シェフのときに乗れてよかった!バカール時代の石井シェフのお料理しか食べたことがないけれど、シンシアも今度いかねば!
2018年10月から2019年3月 「Sincère(シンシア)」のオーナーシェフ石井 真介氏。
四ツ谷「オテル・ド・ミクニ」や南青山「ラ・ブランシュ」での修業後、渡仏。
フランス地方の星付きレストランを経験し、帰国後は予約の取れない店として知られた東京・松濤のフレンチレストラン「レストラン・バカール」のシェフを経て、2016年に自身のフランス料理店「Sincère(シンシア)」を立ち上げる。
シンプルで上質な車内が素敵です。
マットはシープスキンでしょうか。
列車のイラストデザインが可愛い。
ウエルカムドリンクはアップルジュース。
青森ですね。ドリンクはシードル、日本酒、ビール、などをお好きなだけ。
シードルは東北新幹線グランクラスでも提供されているAOMORICIDER。(あおもりシードル)
青森駅の近くにあるA-Factoryでも購入できるし、グランクラスは何度か乗っているのであおもりシードルは大好き。
シードルは美味しいのです。が、このグラスでの提供はイマイチだなぁと思うですよ。
ウエルカムドリンクと一緒のシャンパーニュなどを入れるフルート型がいいと思うな。
☆前菜のアソート
・蟹とカリフラワーカクテル
・八幡平サーモンのムース
・海老のカダイフ揚げ
・ヤリイカの詰め物
・桜海老の菜の花
・帆立の炙りスパイス
シードルを飲んでいたけれど日本酒も合いそうだなと思った前菜は、私は海老のカダイフ揚げがかなり気に入りました。
大好きな蕪島が見えてきました!
過去の八戸蕪島や種差海岸の記事はこちら
日本のノースショアでありモンサンミッシェル!絶景、感動の八戸・種差海岸 2015年10月の青森の旅
ワイハな八戸は奥が深い!峰シュラン三ツ星認定の種差海岸など絶景だらけ、まさに「わいはー」!
種差海岸の美しさや小舟戸の立地にいたく感動し八戸私の中では絶景海岸ベスト3のひとつ。
また種差海岸をドライブしたいと思っていましたが、TOHOKUEMOTIONからみる方がさらに素敵で感動した。
TOHOKU EMOTIONは、三陸の海が広がる八戸線(八戸駅~久慈駅間)を走ります。
種差海岸までは私も何度か行ってますが、その先は未知のエリア。
そして、大好きな蕪島や種差海岸を列車からみるとこんなにも綺麗なんだ!
超、感動しました。
絶景を美味しい食事をとりながら、美味しいお酒を飲みながら景色を眺めながら移動できる贅沢。
こんな素敵な時間があるでしょうか💛
そして、八戸ー久慈の風景が私が思っていた以上に美しく、海のそばギリギリ、白樺林ギリギリと縫うように走るTOHOKUEMOTIONが素敵過ぎる‼️
☆わっぱ(WAPPA)
きのこのボルドレーズごはん
きのこがたっぷりでこれまた美味しい。曲げわっぱで出て来るところが素敵。
☆メイン 岩手牛肉パイ包み
岩手といえば短角牛も有名だし、八幡平の牛肉も有名なのだそうです。
私の知るレストラン列車の中では正直、お値段が結構お手頃でたぶん最低だったと思うのです。
ので、お料理はそれほど期待してなかったのに、思っていた以上の美味しさとボリューム!!
同じ内容を都内のレストランで食べても同じくらい以上の値段なのに、飲み放題で往復列車代金込みでこのお値段は儲けがないのでは?と思ってしまう内容。これはリピータ客が多い理由に納得です。八戸往復分の新幹線代がかかるけれど、それでもまた乗りたい!と思う内容です。
絶景白樺林も感動!
海岸線がふたたび見え始めた頃、玉手箱が登場。
え?もう夢から覚める時間なの??
☆プティフール 石/木/砂/貝
中から出てきたのは白煙ではなく、ジュエリーみたいなスイーツ。
石も木も貝も砂も全部食べられます。石が一番好き💛
使っている器もすべて東北産!
アソート 福島 会津桐
わっぱ 秋田 大館曲げわっぱ
メイン 小久慈焼き
プティフール 福島 会津塗
久慈に近づくとあまちゃんのシーンみたいに、地元のみなさまが旗を振って歓迎してくださいます。
三陸鉄道です。
わー列車から降りて出口に向かったら歓迎の大漁旗を振ってくださってました。
この大漁旗を振るのって大変なんですよね。ありがとうございます。
久慈から八戸もTOHOKUEMOTIONで帰りますが、1時間半ほど時間があるので久慈を散策してみます。
久慈散策と復路のTOHOKURMOTIONにつづく
【TOHOKUEMOTION/東北レストラン鉄道】復路デザート・ブッフェは久慈駅から八戸へ
復路の記事はこちら
TOHOKKUEMOTION 2名以上で申し込み可
八戸駅⇒久慈⇒八戸 一日一往復
往復利用
八戸駅⇔久慈駅 11,900円※同日往復利用の場合
(ランチコース・デザートブッフェ付)
※コンパートメント利用時は一人750円別途増(個室料3,000という感じで人数割)
片道利用
八戸⇒久慈 往路ランチコース付 7,900円
久慈駅⇒八戸駅 復路デザートブッフェ付 4,500円
※コンパートメント利用時は一人750円別途増(個室料3,000という感じで人数割)
詳細はお近くのびゅう窓口、もしくはびゅう予約センターへご確認ください。 親子で楽しむ家族旅行特集