風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

深い呼吸を心がけましょう

2016年11月12日 | 徒然に日々のことを
人は仁義をもって栄ゆ  
     武市半平太作 獄中作  承句(A66-2)

  (花は、その清らかな香りによって人に喜ばれ) 
人は、慈しみと道理にかなう心
によって輝きを増していくものである。


関吟HPを覗いてみると、新しく吟詠コーナーに「獄中作」がアップされていました。



「何度もいいました」は、自分に自分の敗北を認めさせる言葉と知る。
相手は、ちっとも悪くない。

『人は、慈しみと道理にかなう心によって輝きを増していくものである。』

大事だから、間違いやすいからと、思って、丁寧に説明しようが、少々荒っぽい表現をして、印象付けようが、回数を重ねようが、届かないのは、慈しみの心を忘れているからなのだねぇ。

珍しく、この話題に乗ってきた夫も、「『いつも、何度言ってもおぼえてくれない!』と、よくおこられるよねぇ。」と自分のことをサンプルに答えてくれました。

そうよねぇ。夫という良いサンプルの、怒りの心を載せた言葉を浴びせられている人が、すぐそばにいたねぇ。
慰めてくれたのか、励ましてくれたのかわからないけれど、今の気持ちを程よくいなしてくれました。




五似ん会の二日間は、あ・うんの呼吸で、会話のやり取りが続いて、心地よかったなぁ。
自分たちは、全く気付いてなかったけれど、お互いへの慈しみの心が言葉に乗せられていたのですねぇ。
かけがえのない、朋友たち、ありがとう。



先日の整体セミナーでも、呼吸を深くすると、何事にも、良い作用がありますと習いました。
深い呼吸ができているときは、体が緩んで、気持ちまで、ゆったりとします。

ゆったりとした心でいれば、なにごとも、柔らかに受け止められるはず。

慈しみの心をもって、深呼吸を、致しましょうね、すみこさん!

豊かな声で、心を届けましょうね、すみこさん!






コメント

夢青葉11月1回目

2016年11月11日 | 詩吟
雨と冷え込みで、慌ててダウンを出して、重装備で出かけましたが、寒さは、ダウンのコートを着るほどのことはなかったのです。

乗り物の中は、暖かいので、あまり着こむと困ったことになるのですが、長時間ゆえ、帰りの夕刻のことを考えると、つい、重ね着をしてしまいます。

此の処賑わっていた青葉も、今日は、会員さん二人、たっぷりの時間があります。

課題の10題を、交互に独吟していただいて、仕上がり具合を確かめていきます。
次回は、担当の吟を取り換えて、同じように行います。

青葉は、二人の会員さんで、長く練習をしていましたが、そのころは、2時間の練習でした。
この会場になったのと同時くらいに、三時間みっちり練習をしています。

行きも帰りも、雨のおかげで、駅まで、車で送迎してくださいました。
お手数をおかけします。


コメント

夢松風11月1回目

2016年11月09日 | 詩吟
会員さんが一人都合でお休みのため、練習は、私もいれて三人。
最近休会になった方もいて、寂しさがひとしおです。

今日は、会員さんの希望で、「弘道館に梅花を賞す」を習いました。

お名前を頂いたときの出典の漢詩ということで、一刻も早くならいたいとのことでした。

この会場には、コピー機がありませんので、応急処置で、副読本と縮刷本とを交換してのお稽古です。

縮刷本で、練習をしていたのは、ずいぶんと昔の話です。

私が縮刷本を持ち、私の副読本を会員さんの一人が持ち、所望をした会員さんは、お名前の出典についての説明をするために、漢詩のテキストと副読本のコピーを送っておりましたので、それを持っています。

会員さんが副読本を、私が縮刷本を持って予習なしの指導は、かなり勇気のいることでした。
縮刷本での練習を懐かしく思いかえしました。

ご自身の吟号の「香文」に思いをはせ、お名前を付けてくださった先生に感謝し、詩吟とこの漢詩への愛を深めた(?と思う)今日の練習でした。

日頃接している教場の指導者は、日々こまごまと指示を出し何かと世話をするものですから、自ずと愛着を増してくるもので、実力以上の尊敬を集めることができます。

まるで、幼児が「ママって、すごいね!何でもやってくれて、何でも知っていて!」というように。
その後ろにどっしりと控えている会長は、さながら、出張がちで、そばに居ない父親の如くで、そのありがたさと、深い愛は、語る人がいなければ、子供のママへの熱いまなざしは、そこでで止まってしまう。いわば、独り占め。

父親の悲哀でありますねぇ。

今回、その、いつもはいない父親の存在を見つけたのが、我が夢松風の吟号を頂いたお二人の会員さんです。その一部始終を見ていた、間もなく二段の昇段試験を受ける会員さんも、何かを感じてくださったことでしょう。

大きければ大きいほど、その全容は見えず、その実態を掴むことができません。
井の中の蛙は、自分を一番偉いと感じ、井戸の外の世界を知ろうとせず、チャンスを逃がす。

それは、それで、知らなければ幸せというものかもしれませんが、もったいない気がいたします。

子供が、ママの存在の後ろに、父親を発見し、その偉大さを実感するのは、どんなタイミングなんでしょうねぇ。

ママでしか有り得ない私は、何ができるのでしょうか。


コメント

伴吟

2016年11月09日 | 詩吟
新座市民祭りの券\の部で、伴吟をいたしました。

小西如泉先生のお弟子さんの舞に伴吟をさせていただいたのです。
吟題は、「近江八景」です。このところ、律詩体力がついてきたので、八行を吟じるのが、苦ではなくなってきて、そんな時ちょうど、お声がかかったので、自分への挑戦だと伴吟をお引き受けしました。

小さい声でも、おなかと呼吸は、まったく詩吟をしている状態での練習も、コツを覚えてきました。
極小の声を出すことができるようになると、実際の吟詠の回数が少なくても、かなり、練習量を補えるようになりました。

良いタイミングで、伴吟のお声がかかったものと、うれしく練習をしました。

月に1回の練習日に、三回ほど参加させてもらい、練習を重ねました。
舞手さんとも、合わせるごとに息があってきて、快感。。

当日も、緊張しすぎないで、舞手さんに不安を抱かせないように、平常心のコントロールです。
人を支えるためだったら、緊張はしてもあがらないものなのねぇ


コメント

五似ん会

2016年11月09日 | 徒然に日々のことを
五似ん会は、記事カテゴリは「詩吟」か「徒然・・・」か、迷う。

始まりは、詩吟だけれど、今は、詩吟を離れて、五人の仲間の親睦会だから。

今年の一泊旅行は、有馬温泉。

五人の性格上、いつの間にか二人が交代で幹事役を引き受けてくれて、行く先が決まっています。

今回の私は、有馬温泉で、新大阪で最初の合流をするということのみ知っているという大変大まかな情報で、旅が始まります。

詳しいことはメールで知らせてくれたようですが、何かの都合で、届かなかった模様。
そんなこともお構いなしで、とりあえず、最初に会う人としっかり待ち合わせができれば、その先はお任せだからという、のんきさ。

私からの問い合わせもないものだから、詳細のメールは届いたものと思っている幹事さん。

携帯を持つようになって、待ち合わせにしろ、いろんな場面で、詳細な情報をあらかじめ受けられなくても、どうにでもなる世の中。
それに合わせて、肝心なことだけど、大まかな情報だけで、こと足らせてしまう私でございます。

目的地観光より、一年ぶりの穏やかなおしゃべりが一番の目的だから、あっちこっちへとは動かないで、どっしりと、定点で、楽しみます。

面白いのは、この年代が数人よれば、必ず一人くらいゴージャス系がいそうなものだけれど、この五似ん会は、アクセサリーの類は、結婚指輪だけという、見事なシンプル派。
グレイヘアは、二人。

このあたりが、心地の良い、あるがままで付き合いの続いているゆえんなのだろうか。

ゆったりとお湯を楽しみ、おいしい食事を頂いて、極楽、極楽。



今回は珍しくお土産を買いました。







コメント

同窓会その2

2016年11月07日 | 徒然に日々のことを
その1とは別の同窓会の関東地区同窓会が、10月29日(土)に開かれました。
故郷の物産館のレストランで、ランチをしながらという形になりました。

毎年この時期に、学年を超えて、同窓生が集まりました。

その中で、大先輩の中に、詩吟の大先生がいらっしゃることは、2年前に名刺を頂いて見知っていました。

去年はその方が、お休みでした。

今年は、前日に、「詩吟をする人は出席ですか?」との問い合わせまでしてくださいました。
それとは別にも、どうしても出席してほしいとの懇願で、(嬉しいことに)欠席予定の同窓会に出席することになりましたから、「詩吟の人」との問い合わせに、もちろんと幹事さんは伝えてくださったそうです。

それで、短い時間の中で、新しい連絡先の交換し、果ては、その方の教場にまで、遊びに行くことまで、話が発展しました。

他流の教室訪問なんて、有り得ないことですが、お互いに年は違えど、友達だから、問題はないでしょうとは、その先生のお言葉。

都合の付くのは、12月になってからです。今から、楽しみです。

今までは、お目にかかることもなかったのに、たった二回お目にかかっただけで、年の離れた方とのご縁が出来上がるのは、故郷効果でしょうか。





コメント

同窓会って

2016年11月06日 | 徒然に日々のことを
同窓会といえば、かつて、同じ場所に居た者たちが年を経て、集まるもの。
年を経て集まるその時は、過去の有りようには、こだわらないで、お互いがが、今の自分たちを認めあって、集まるものと思う。


今でも、その時の学びや、趣味や、その他もろもろのことが続いていても、続いていなくても関係なしに、お互いを尊重しあって、逢えたことのみを目出度いと思いよろこびあうことだと思う。
喜びあうというのは、その時の経験から得たものを大事に育てて、その経験があったからこそ今の私たちがあると、喜びあえることだと思う。


もし、お互いが喜びあえないことが起こったなら、同窓会の名を使うべきではないと思う。

簡単に、人集めのために「同窓会」を名乗るべきではない。

同窓会と名が付くと、無条件に心安く、懐かしい思いで、参加するのだから、その、思いを裏切ってはいけない。


意気揚々と参加した同窓会で、ほろ苦さを感じることもあるだろうし、得意になることもあるでしょうが、不快感を覚える者がいるような別のテーマがあるような、集まりは、いかがなものだろう。

誰もが、腑に落ちる集まりであってほしい。


コメント

井本整体 東京セミナー2016

2016年11月06日 | 体を整える
11月5日(土)、6日(日)千駄ヶ谷の井本整体にて、行われたセミナーに参加してきました。

盛りだくさんの内容で、一つ一つの体操が心を込めて選ばれていて、そのどれも、井本整体を学ぶ人や、プロの方たちまでが、マンツーマンでサメ[トして、行き届いた指導を受けられました。

操法を学ぶとき、私は、膝の痛みとこわばりで、正座が取れなくて、やっと膝立ちができるようになった状態ですが、それに応じた座の取り方まで、ご指導いただきました。

操法をしていただいているときは、人の手の暖かさと優しさを感じ祖の手技で、不具合を見つけて、必要な圧迫などを与え、そののち気を送る(導気)ものと、私は思いました。


セミナーの申し込みの時、操法をする段になったときには、膝の不調が有るので、操法の練習に参加はできないかもしれないと思っていましたので、はじめは戸惑いながら、何度も練習をさせてもらっているうちに、一定の方向性を見出しました。

迷っていたり、不安でいると、相手にもすぐさまそれが伝わって、きっと不快感を与えていたのだろうと思います。

操法をする相手に、体を近づきかねていて、最初は、へっぴり腰でした。
だんだんに、最初の位置の取り方が、わかってくると、遠慮がちな思いが消えてきました。
そうすると、不調の場所を探り当てるのも、よくわかるようになり、自分自身も楽に行うことができて、良い循環が始まりました。
一応の外の形は、真似られたようです。





そして、自分で、自分の体を良い方向に持っていくための体操の指導も、マンツーマンですから、細かいャCントを理解しながら、次への動作がわかり、コツがつかめてきます。

初めに行った一つの体操で、胸が開いて、とても心地の良いものに包まれました。
体の一部分が改善されただけで、幸福感が味わえる体操を編み出し、気軽にご指導いただけるのは、体のことを知りつくした井本先生のすごいところです。

幸福感は、外からやってきて、誰かが与えてくれるものではない。自分が獲得するものだということが、一瞬にしてわかってしまいました。


私の、一番の気がかりは、膝の痛みです。整体的には、もっと根本の原因があるのですが、自分では、その源は感じることができません。

膝の不調に特化した体操でなくても、基本の背骨や骨盤にかかわる体操を受けると、まず、幸せ感に包まれて、二日目が終わるころには、膝から下が、ホカホカと暖かくなり、おりにくかった階段が、快調に降りることができました。

そして、周りの受講生たちの表情が、つるんと茹で卵のようになり、穏やかで満ち足りた表情に変わっていくのが、とても、嬉しい思いでした。
骨盤の位置が正しい位置に戻されただけで、こんなにみなさんが、輝いてくるのです。

受講生よりも多い諸先輩がた、研修生、プロ集団が一堂に会して、全くの初心者にこれほどの手を差し伸べてくださるセミナーは、めったにあるものではなく、ありがたいことと思います。

(余談ですが、それに似た手厚い指導をしてくださるのは、もう一つ知っています。
それは、関吟です。2月に一泊で、詩吟の研修会が行われます。)

私は、二つの、このありがたい、二つのプロ集団の一員であることの奇跡を、心から驚いています。

正しい姿勢は、美しい。
「年を重ねて、顔には、しわが寄っても、後姿は、若者のような美しい姿勢でいましょう。」とは、井本整体先生の言葉です。
難しい本を読まなくても、難しい言葉を理解しなくても、正しい姿勢を手にすることで、悟りを開いた如く、心の平安が得られることを知って、驚きます。


そして、正しくて美しい姿勢からは、響きのある暖かい声が出てくるようになることでしょう。

さぁ、詩吟を詠う楽器としての体のメンテナンスは、楽器のチューニングです。

良い声を、良く響かせて、伸びやかに吟じましょう。
コメント

感動の冷めないうちに

2016年11月03日 | こたろう語録
母さんのブログ記事は、感動、感興の波が高いところにあるうちに、ババット書いてしまうのが通例。
思いのままに指を走らせるものだから、変換ミスがごろごろ。

一応、見直しはしているみたいだけどねぇ。

しばらくして、温度が下がったころ、他人の目で、読みなおすして、誤字脱字変換ミスなどを、訂正加筆しているようだね。


月末より、今日にかけて次々と行事に忙殺されて、パソコンを開く暇がなくて、どうやら、波が去りつつあって、どうしたもんかねぇと、頭を悩ませているようだね。

28日(金) 夢青葉
29日(土) 関東地区同窓会 武道館の吟剣詩舞道大会
30日(日) 同二日目

11月1日から2日 五似ん会の旅行
11月3日(木) 新座市民まつり文化祭 券\の祭典に伴吟として参加


忙しかったねぇ。

それぞれに思うところ、感動することがあって、何時もならいっぱい書けたのに。

その中でも、特別だったことは、同窓会で、詩吟の偉い人が先輩の中にいらっしゃって、吟友としてお付き合いが始まるらしい。

流派の違う者同士で、これからどのようにかかわりあって行けるか、お互いに手探りなんだろうね。
それにしても、2回しかあったことがなくても、お互いに詩吟の関わりについて、かなり深い部分まで、わかったつもりになっているのが、面白いねぇ。


そしていつもにないことのその2 「近江八景」の伴吟をしたこと。

まぁ、そのうち、思いだしてきたら、アップすることでしょう。



コメント