風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風11月2回目

2016年11月23日 | 詩吟
一人欠席、一人の久し振りさん、二人ゲストさんで、五人の会員さんの参加です。

にぎやかでした。

前回は、芦文さんの名前ゆかりの漢詩「弘道館に梅花を賞す」でした。今日は、そのおさらいをしました。

そして、芦風さんの漢詩「松」の練習です。

通り一遍の解釈をしていましたが、芦風さんの喜び様を見ていたので、少し深く感情面で、掘り下げて鑑賞することができました。

論語の須藤先生から、松籟のお話を聞いたこともあり、にわかに、温度を感じてきました。

知れば知るほど、漢詩の方が近づいてくるという感覚を味わいました。

そして、そのような思いを持って、練習をすると、今までと違った感じで、詩吟も身近になってきます。

芦風さん、芦文さん、それぞれの持ち吟にして、何時でも、どんな時でも吟じられるようになりましょうね。

今日の参加の会員さんの人数と顔ぶれを見て、時間が欲しかったので、発声練習を割愛しました。
会歌と会詩との合吟が声出しの代わりとなりました。

それで、復習をしたうえで、新しい課題の「松」を独吟にもっていけるほどの練習ができるようになりました。

何度も練習、復習を重ねて、やっと、独吟という練習時代は、終わりを告げました。

ほぼ、一回一題のペースが出来上がろうとしています。
前回の吟題の復習を最初に入れるのは、当分続けていくつもりです。
この復習があるのと無いのとでは、定着の度合いが違ってくるように、思います。

そして、今日、家での練習の提案をしました。
声を実際に出しての練習は、なかなか、難しいでしょうから、音としての声を出さないで、詩吟をして見ましょう。
息遣い、お腹使いを実際に吟詠する時と同じように、動かして、音だけ出さない練習です。

自信のないときは、音源を聞きながら、やってみましょう。
自分の声がないときは、音源の声が良く聞こえて、違いがより明らかになりますから、と。


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