風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

風がなくていい天気

2013年03月11日 | こたろう語録
ばんざーい、蚊帳がとれたよ!

出窓のお気に入りの場所に、お気に入りのクッションの上で、あったかい日差しを浴びて、ごくらく、ごくらく。




昨日の、ひどい風は、母さんのくしゃみの連発の音と、ぶつぶつ文句の音とで、耳の良い僕は、大変な苦痛だった。

きょうは、まわりがごきげんで、しずかで、よいなぁ。

窓もあけてくれたから、ちょっと、下を覗いてみたりしたよ。

かあさんったら、ヒェー、落ちるよ~と言いながら、しっかり写真を撮ってる。

隣の西友さんの敷地部分は、雑草退治のシートが張られて、植栽もきれいに散髪してあって、すっきりしてたよ。

西友さん、この部分はお客さんには見えない裏側のところだけど、気遣いありがとうね。


















right詩吟のお稽古が、いい感じだったらしくて、かあさんはこのところごきげんだ。
思いがあって、それを受け取ってくれる人がいるのは、ほんとにうれしいよね。

山口華雋先生のレクチャーを受けてから、それを自分のものにしようと、懸命だったし、それを未熟なままだけど、伝えたいことがいっぱいになって、はち切れそうだね。

自分の二つの教室の人たちにまず実現し、そして、望む人にはいつでもどこでも、語りたいことがいっぱい。

その反面、自分の理解したと思っている部分は、本当に正しいのかという疑問にぶつかったりしているけど、それは、受け取る人の判断力を信じるしかないよねぇ。

ちょっとでも、知り得たことがあると伝えずにいられないのは、学生時代の部活の方式である。
詩吟の指導資格がなくても、先輩は先輩であることが指導資格であり、指導せねばならなかった。先輩は今あるすべてを後輩に伝え、願わくば自分を超えて行け!だったから。

それは、大人社会では、おっちょこちょいと言うんだろうなぁ。

そこが、悩みといえば悩みだけど、いちいち気にしてる暇はないかあさんであります。
かあさん、がんばれ!

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江戸川詩吟道場参加

2013年03月09日 | 詩吟
かなっくの練習をさせてもらうため、江戸川詩吟道場へ。

相棒さんも参加して、桜花の詞の練習を二回ほど。
特に、最後の合吟部分に焦点を当てて、聞いていただく。

その他、かなっくの練習と、その1週前のコンクールへ出場吟の練習。

「道場」の名のごとく、切磋琢磨の場所で、新しい吟を習う場所ではなく、練習研鑽の場なのです。

遠慮せず、問題点を指摘し合える場所として、唯一貴重な練習場です。

上達してくると、なかなかコメントを頂けることが少なく、一人悩むようになるのです。
悩みつつも、熱心な方、もっと上を目指す方は、あきらめることなく本当に謙虚です。
今日の練習は、それを、知る日となりました。

一見、意見をだすと拒否されるかとのイメージを持っている方が、とても謙虚に聞いてくださって、その通りに吟じ直し素適な吟になったことが、目覚ましくうれしいことでした。

日頃指導的な立場にいると、謙虚になれない場合が多いのです。

私自身、自戒せねばならないと思うのです。


今日の練習が、当たり前のやり方と私は思うのだが、東京芦孝会ではめったに、行われないやり方でした。そんなお稽古風景で、大きな成果を上げたことは、鳥肌が立つほどでした。

自他ともに認める実力者が、本当に素直に謙虚であったことは目覚ましいことでした。
こういう練習は、関西人だけのものではないと思う。
シャイで、ええかっこしいの部分は、プライベートだけにして、なるべく早く打ち壊したほうがよい。
上達するには、恥をかくことも大事といってしまうと、「正論」とたたかれてしまう。
大人になってからの、お稽古ごとの情の部分に触れると、まず、学生時代に自我をぶち壊されてから、詩吟を習った私には、毎回学習が至らなくて、「おっ!」と驚きひいてしまう。

これが、日ごろ接してない人の多い多教室へ練習に伺った時の、気をつけねばならないところ。


















   right今日、私が言ったこと。left

耳から育つ。
聞くことから上達が始まる。

音程には、上目のおとがある。その音を正しく引き出してあげること。転句の高い音が伸びやかさを持ち美しく響く。
上目の音を意識してだせるかどうかが、面白味のない暗い吟からの脱却になる。



   rightright今日感じたことleftleft

CDやHPから吟を聞いていると、自分もそのような上手い吟をしている錯覚に陥るのです。
その間違った目を覚ますために、自分の吟を他に聞いてもらい正当な評価を受けねばならない。
その評価は、どちらにも、ちょっとつらいかもしれないけど、早いうちにしてあげなければ、天狗の鼻がどんどん長くなり、収拾がつかなくなる。
傷の浅いうちにつらい作業は、受けなければ、してあげなければ。

はい、そうですね。どれも、「正論」です。



詩吟のことを書き始めて(かな?)、初めてひねくれている私である。
私のいうことは、「正論」と言われたことに、拘っている。
こだわりを持つようになったということは、先が見えてきたってことかなぁ。
謙虚であることは、難しいこと。
練習しなきゃ。


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かなっくホール現地検証

2013年03月08日 | 詩吟
実行委員と希望者とで、かなっくホールの検証に行きました。

300名収容のちゃんとしたホールでの、発表会は、初めてのことで、計画・実行には、多大なエネルギーを要し、また、想像の域を出ない部分を一つずつ現場で、解決していく作業でした。
これだけ周到な、計画書をよく机上でなさったものと、それぞれの立場の人の、思いと力量を今更ながらに、感心する。


その他、出席をしたメンバーで、シナリオを一通りなぞってみました。
共演する女性コーラスグループも、参加して、舞台での立ち位置確認、マイクの具合など一つずつ解明していく。

私の、桜花の詞は、ハンドマイクとの指示でしたが、現場に立ってみて、スタンドマイクを使うことの了承得ました。万歳!


当日は、試゚るよう、頑張らねばね。あとは、詩吟の練習だ。




帰りは、パスメ[トが出来上がっているので、有楽町の交通会館へ受け取りに行きました。
そして、同じ建物にある献血のお誘いに乗って、久しぶりに献血。

事前検診のドクターに、若いといってもらいました。
成分献血なので、30分以上かかりましたが、終わった後もふらつくことなく,快調。

ここでは、飲み物は、ずいぶんたくさんの種類が無料で提供され、献血後には、ハーゲンダッツのアイスクリームも提供されました。

人の良く集まる有楽町にある献血ルームは予算もたくさんあるようです。
娘が二十歳になる記念に二人で献血をしたのもここ。

健康であると太鼓判を押され、良いことをした高揚感とで、足取りも軽く家路に。ルンルン♪


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改修中

2013年03月07日 | こたろう語録
僕の住まいは、ただいま大改修中。

マンション全体が、すっぽりと蚊帳の中に入っているし、ベランダの外側に足場が組んであって、お兄さんたちが、歩き回る。

今日は、外の作業が無いので、かあさんが、久しぶりにカーテンを開けて外を見せてくれた。
鉢植えたちも、そろそろ外に出ても良くなったみたいだよ。

昨日は、ドアの取替えだった。

ここに入ったばかりのときは、ドアのライオンが嫌いでしょうがなかったかあさんも、20年も経つとなれたみたいで、今度のドアはライオンがないんだってと言って記念に写真を撮った。




ライオンがなくなったからじゃないだろうけど、片付け物をしていたら出てきた、テーブルクロスを。ピアノにかけちゃってさ。

とうさんが、出張先で買ってきたんだけど、かあさんは見た瞬間にお蔵入りにした奴だよ。
ぼくは、その時はまだ生まれてなかったけど。。。
写真より実物はもう少し派手で、ひかってるんだよ。


若いときから、シンプルで渋い系を通していたからね。
還暦過ぎると、光物でも受け入れられるようになったんだねぇ。
あ、髪を染めないで、白いままにしているようになってからかなぁ、拒絶より受け入れることが多くなってきたよね。


使わないで、お蔵入りにしているといつまでもなくならないし。
何十年も前に買ってきたのを、やっと使ってもらえたって、とうさんも予想以上に喜んでいるし。
かあさん、よかったね。

ただし、お姉ちゃんたちが家に来たら、なんていうかわからないけどね。
僕のこの顔は、気に入っている顔?気に入らない顔?どっちだと思う?





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リハーサル

2013年03月03日 | 詩吟
23日のかなっく詩吟コンサートのリハーサルが、行われました。


今日は、お雛様の日だなぁと思いながら、電車に乗り、娘と孫にむけて、メールを打ちました。
昨暮れに生まれた三番目の孫にとっては初雛です。
2才のお姉ちゃんの時に、見つけていま飾ってあるお雛様はその頃のお姉ちゃんにそっくりなお顔のお雛様でした。
どんな顔をして祝っていることやら。


今日のリハは、コラボレーションの相手方なしで、私たち東京芦孝会のメンバーだけの参加です。
タイムを取るために、女性5人のコーラスと小学校の合唱団の歌うそれぞれの歌の部分は、ネットなどから歌を引っ張ってきて流していました。

夢組の参加者は当日は4人、今日は3人も遠くからはるばる参加してくれました。
それぞれ、忙しい時に、駆けつけてくれてうれしかったのです。
誰しも、困難さを控えているでしょうけど、詩吟がストレスにならないよう、発散の場となってくれることを願います。

出場の吟題は夢組では、まだ習ってないもの、そして、合吟への取り組みは、青葉ではまだこれからと、ないないずくしのままの参加です。

何も知らない子どもが、初めての祭りに行くようなもので、何が起こるかわからないどきどき感で、好奇心たっぷりの様子とでも言ったらよいのでしょうか。
様子を見ていると三人ともとても楽しんで、スタッフとしての役割へ責任感を感じ、自分なりの予想をすぐに加えて前向きで居てくれました。そして出演する合吟にも臆することなく取り組んでくださるので、安心しました。

この明るさには、本当に励まされ、取り越し苦労をしすぎることを感じました。

今日の大きな命題は、衣装。

出来る限り着物を着てくださいとの芦孝先生のおことば。
我が、夢組の女性の出演者は、洋装を選択しました。
洋装とは白のブラウスに黒のロングスカート、胸に濃ピンクのコサージュです。
コサージュは、芦孝会の備品で必要な人にはおそろいで渡るほどの数が確保されています。

詩吟コンサート、コラボと銘打ったので、安易に考えておりましたが、執行部の方たちのよいものにしようとの前向きの意見交換でかなりなものが出来上がりました。
経過中はさぞや侃々諤々のものだったでしょう。

私は、夢組の御世話に徹することが出来ました。
おかげで、リハーサルの間中三人のメンバーのそばに居て、様子をうかがうことが出来、また、会話の中から、通常の練習では出ることのない話も出来て、幹事として会の役に立つことも大事なことですが、会員のそばにいて、先輩として務めることも、必要であることを感じました。

会員が多くなるとこんな細やかな感性の部分に関わっていられなくなることでしょう。
今のうちに、技術だけではない部分について、感じてもらい、将来、後輩が出来ることがあったら、よき先輩になってくれたらと思います。

大きな仕事の末席で会議に出て頭を悩ませるよりは、ずっと、私にとって有意義な立場で居られたことに感謝し、やはり、私は、頭脳プレイよりも感覚と身体の部分で、力を発揮するのがお似合いと思ったことでした。




当日の私のプログラムは、「桜花の詞」8行の律詩を相棒と二人で交代に吟じます。
そして、舞台前では、草月流の6人の方が6人の助手さんを従えて6つの花を活ける吟詠華道です。
彼女たちは、Tシャツでお花を活けるというので、伴吟の私たちは、着物を着るべきではないとの相棒さんの意見で、私たち二人も、コーラススタイルで出場することとなりました。

草月流のお花がどのようなものかイメージできませんが、活け手がTシャツで次々と花を活ける後ろ横手で私たち二人が立って、吟じるわけで、その映像が、なかなか思い浮かびません。
相棒さんは、どうやらくっきりと浮かんでいるようで、和装にしないという意見は、最初から不動のものでした。
そして、私も賛同したのです。

相棒さんは、コンクール出場回数の多い方で、詩吟で着物を着るのは、自然に身に付いた方ですから、大方の予想を裏切る意見でした。

ガールズトークをする間柄の詩吟仲間との関係、教室の指導者であるということ、幹事の一員であるということ、スタッフとして動き回ること。
その、いろいろなことを考え合わせて、どの衣装が、よいのかあれこれ考えたのですが。

意外なところで、結論が、はっきりと出てきたのです。

着物を着るということは、いろんな問題を含んでいて、特に女性にはこだわりが強いのです。
そんな感情を、無視しては、齟齬が生じるのでは?裾野を広げることに興味の強い私には今後に注目がいくところ。



夢組は、詩吟の基礎を習っているところではあるし、人数も少なく、教室の歴史が浅いために行き届かないことが、他教室とのかかわりが生じると、初めての外出とか始めてのお使いのような、心配な母親になってしまうのですが、意外と子どもってしっかりしていて、難問を一人でも解決できるものなのです。
まして、会員さんたちはれっきとした大人。私などよりも人付き合いが上手で、会のみんなに馴染んで、しっかりと仕事をしてくれそうです。

案ずるよりは産むが易しとはこのこと。

さて、次のお稽古は、当日の詩吟2題を徹底的に、練習です。
構成吟の中で出演するのが、良寛作 『半夜』そして、最後の全員大合吟の村松文三作『壁に題す』

私は、「桜花の詞」


今日のリハーサルでは、進行に気をとられて、詩吟は今一の出来でしたが、本番まで最後のスパートをかけて、精進せねばね。

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