風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

小気味よい言葉

2020年11月29日 | 詩吟
久し振りに小気味よい言葉を聞く。

下手に、昇格したものだから、その、力量もない癖に、年を経たことで、昇格してしまったものだから、足りないところばかりの私に、助言をしていただけなくなっています。

このままでいくと、自分の姿が見えなくなって、浮「、浮「。

今日は、その、気持ちを見透かされたような、吟詠指導をして頂きした。
ありがたかった。

そして、吟詠以外にも、さらに思っていることを言ってくださって、それが小気味よい言葉だったので、久々に、身が引き締まる思いでした。
手鏡で、自分の一部を見せられて、そこから、全体像を思い浮かべることができた気がしました。


私も、歯に衣着せぬ言い方をするけれど、相手は、小気味よいと感じてくれているかどうかは大いに疑問。おそらく、腹立ちを内に収めていてくれるのだろうねぇ。

今日のことは、お手本にしましょう。ありがとうございました。

今日の、練習吟題は、漱石の「無題(二)」と、和歌「我が胸の」平野國臣
和歌に対する苦手意識は、かなりなくなって、楽しく挑戦する気持ちへとシフトしています。

胸の塊がだんだんとなくなって、柔軟性が出て来ていると言って下さったばかりなのです。今まで気にしていた和歌の発声コツのようなものが、見えてきました。

「そして、恐れず声を出す!」と言う今日のご指導のおかげで、予想よりも一音高く、和歌を詠ってみて、あぁ、これかと感じました。

気負いを無くすことができると、読みが確かなものとなり、その安定感が、声を確かに出すことへとつながっていくみたい。

「おそるるに足りず」 要するに、今まで、有るがままに来たことをそのまま、やり続ければよいのだ。

そう思うと、挑戦することがあるのは、幸せなことだと、思える。

ありがとう!




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