風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

一夜あけて

2020年11月02日 | 徒然に日々のことを
スマホの画面から、痕跡が消え、衝撃を受けて、一夜明けました。

こんなにすっかり、痕跡が消えるとは心の準備のないままに、グループの公式連絡網からは、速やかに去ることのみを考えてしたことだったけれど、そこにあったものが、跡形もなく消えるという事実に、うろたえました。

ご挨拶と、退出のメッセージは、さいごのメッセージとして残したものの、それまでも消えてしまったのか、メンバーのスマホには、履歴は残っているのかいないのかも皆目わからないので、あたふたと、個人ラインに退出のメッセージを送りました。

相変わらず「最後の詰めの甘い」ことでした。

一連の考えられる処理をして、一息ついて、考えてみると、10年間の大事な軌跡を記したものは、パソコンの中にファイルが残っているし、そのプリントは、幹事さんに「必要と思うものだけ残してね」の言葉を添えてお渡ししました。

何も残っていないのではなく、確かに残っています。ラインを始めたのは、2017年、この三年間と言えば、独立に向けて、いろんなことを自立してもらわねばと、細かい指示をするメッセージが多かったはずです。

しかし、何かを残したかったのかなぁ...せっかくさばさばとしていたのに、昨日の衝撃たるや、その大きさに、自分でも驚いた。

しかし、退出について書いた個人ラインから戻ってくる優しいメッセージを読んだり、思いつくままのことがらを反芻していると、気持ちが静まってきました。
そこから、いろんな方向に、思いを飛ばして、自分なりの感情を整理して見ると、その衝撃は去りました。

「あぁ、ちゃんと終わって、ひきついだなぁ」と、実感。

平静と言いつつ、特殊な高揚感の中にいたなぁ。
冷静に事を進めたはずが、そうではなかったねぇ。

あれは、余韻を断ち切るための衝撃であったな。
     届いたばかりの柿を眺めて、思うことしきり。


今は、取り繕うことも、鎮めなくても良い状況です。
自分だけの感情にゆだね、ゆれるままに、たまに起こる心のざわめきのままにして置けるので、カチンコチンの、体が、ほぐれてきます。

娘の言葉は、「え、はやい!」そう、今日は、月曜日。




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