風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

切磋琢磨 成長中

2019年11月24日 | 詩吟
ここ数か月、中央会に出席し始めて、大きな学びをし、そして、その才能を開花させつつある人がいます。
今日の芦孝会中央会で、中央会幹事さんたちに、先回の好成績を納めた吟詠を聞いていただき、その本当のところを実感していただくことができたさんです。

もともとの素質に加え、とても熱心に課題に取り組み、努力を惜しまない方です。
「基本の基」を大事にした練習が、効を奏したといえます。

今日の最大の驚きは、夢青葉では2回ほどしか練習をしていない、和歌を難なくこなしてしまったことです。
詩吟のテキストの「譜」ではなく、11線譜で表現した音階を見て、見事に音階を追うだけでなく、正しく和歌になっていました。


1年前、練習開始の時のことを思いかえしてみると、声は、詩吟始める前からすでに、できていたので、あっという間に詩吟の声となりました。
若いころどのような経験があるのかはお聞きしていませんが、詩吟の経験はゼロということです。
ですから、新A1のテキストに沿って関吟の基礎的な漢詩吟詠を覚えていくのには、何の苦労もみえませんでした。
ただただ、楽しんで、身につけているのをうれしく拝見していました。
そして、音の再現性が良いので、すぐに、修正し形を覚えていきます。

その再現性が良いというのが、唯一の問題で、良いものであろうと不完全なものであろうと素直に再現なさるので、完全に良いものだけを耳に入れ体で咀嚼しなければなりません。

良い音を選ぶ耳と、より高い再現性を身につけることが、一つ上を行く宿題です。

ただの物まねで終わらないためには、最高の吟詠を聞くこと。
はじめて詩吟というものを聞いたのが夢青葉教室の私の吟詠であったことが、不幸の種にならないために、適当なところで満足しないで、本当に好きで、本当に素晴らしいお手本を見つけていただきたいものです。

次の練習は、「七重八重」にしましょうかねぇ。

さんを、素晴らしく性能の良い車にたとえてみれば、その機能を最大限使い、詩吟という道を正しく走行することができるようになるまで、まだ、コーチという役目は、続きそうです。

この性能の良いということがわかった車は、ファミリーカーの最高を行き、ざっくばらんな温かい親しみやすさを目指すのか、クラウンの上を行く格調高い乗用車になるのか、スメ[ツカーの最高を究めるのか、楽しみです。

我が孫たちも、先週末は、三人揃って、野球に切磋琢磨だったそうです。
見てやってください。「婆馬鹿」まるだし、うふふ、ごめんなすって。


この子たちは、まだ、補助輪付きの子供用自転車といったところでしょうか?
どんな車になりたい?
        船?飛行機?あ、宇宙船かな?


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