風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

懐かしいこの感覚

2019年11月07日 | 詩吟
女性二人の出席で行われた夢青葉のお稽古。

発足から、2年くらいから、女性二人の日々が続きました。

そのころの、ゆっくり丁寧な練習を懐かしく思いだしながら、練習が進みました。

6本で行われる練習や、一人一人の、課題を丁寧に、解決していきながら、基本に沿って、如何に声を出すか、楽器としての体をどう使い、生かしていくかを考えていきました。

言葉では伝わらないことも、視覚と音感とで、次々に面白いくらい、解決していきました。

基本の「き」を、丁寧に行うことで、がらりと声が変わり、発声が楽になっていくことを、ご自身が感じ取っていく様は、快感でしかない。

何より、2人の、嬉しい顔が、とてもよい。

女性がこのんで、吟じる「あ」の転句の「舟中子規を聞く」は、前回終了のはずでしたが、もう一度やってみたいですかの問いに、勢いの良い「はい!」が返ってきました。

それで、もう一度。

気持ちよく声を出すことで、いろんなことが、オセロのブラックを白に返すが如くに、小気味よく、クルッ、クルッと、好転していく。

熱いうちに、可能な限りの、知恵と、技術を受け取って、その身に溶かし込んでいったら、どんなに、面白いことだろう!と、思う。

お土産の吉備団子で、お茶休憩をしました。
倉敷の余韻と、充実した練習とでことのほかおいしゅうございました。





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