風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

馬と骨盤と

2017年04月08日 | 徒然に日々のことを
乗馬クラブに通っていたのは、
井本整体を知る前でしたから、その時は、最大の骨盤のゆがみを抱えていたわけです。
その、中心のずれた体で、背中に乗られていた馬たちは、本当に気持ちが悪かったことでしょう。

孫たちは、幸い健康に生まれ、抱っこすると吸いつくように体に沿ってくるものだから、本当に抱きやすかった。
それは、体の芯がしっかりして曲がっていないからとお聞きしました。
そんな良い体をした孫を、背中に乗せて、お馬さんをしてあげると、一体感があって、さほど疲れないものでした。


そのことを考えると、骨盤が歪み、重心と体の向きがずれて、動きの複雑な人間を載せていた馬は、どれほどの不快感があったことかと、想像できます。

いくら訓練されていてもデリケートな、馬は、上に乗った瞬間から、いえ、その前の、近づいてくる姿勢から、敏感に嗅ぎ取っていたことでしょう。


そんなことに思いいたって骨盤について、そして、女性の体について考えていた時、乗馬クラブ再入会のお誘いの電話がクラブクレイン茨城からきました。

若い女性のインストラクターさんだったので、気が付いたら、骨盤と女性とお産と井本整体について、しゃべっていました。

今女性の体について、スメ[ツ界でも、男性とは違うのだから、めったやたらの激しい訓練は、体の特性に合わせて調整せねばならないということが、やっと、取りざたされるようになってきました。

特に、お産をする可能性のある女性は、自分の命だけでなく次世代への命をつなぐためにも、その源である骨盤を正しく調整してあげなくてはいけません。

女性の体は、産むための機能を備え、そのため、骨が柔らかく動きやすくでき上がっているから、ちょっとの衝撃でずれやすくできているのです。

乗馬クラブでは、めったに落馬と言うことは、起こらないにしても、ない訳ではないので、そんな時、後のケアは、大事です。

私の骨盤のゆがみは、二度の産後のケア不足、そしてモンゴルで、落馬したことによるものなので、よけいに、インストラクターさんには、わかって居てほしいと思ったのです。

その彼女、とても熱心に、女性と骨盤についての話を聞いてくれました。
馬が嫌がっていたと想像する下りは、「そんなに馬のことを考えてくださるんですか!」と驚かれました。

そして、お産の前後のケアについても、興味を持ってくださったようで、井本整体のホームページを、読みますねとおっしゃっていました。

セールスの電話に、お返しに命を育むというとびっきりの情報をお伝えしましたとさ。


そして山田先生は、命を育む女性、これからお産を迎えようとする女性のための講座を今年も台東区で、実施なさるそうです。

一人でも多くの女性が、自分の体の本当のことを知り、イクメンパパにも理解を広げて、こどものことだけでなく、ママの体のことも大事に考えて共に、命を育むことのできる若い世代が一組でも増えますように。









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