
キャスター付き鞄は、詩吟のお伴に、長年連れ添っています。
上に載せるバッグは、その時々で、変わっていますが、今日の写真のバッグは、10年ぶりに押入れの奥から引っ張り出しました。
ウランバートルのサムソナイト製品を扱うお店で買いました。
今日まで、びくともせず同じ姿で、出てきたということは、本物だったんだと、ふっと笑いました。
ザハで、ちょっと胡散臭いプラダも買ってみましたが、案の定あっという間に、壊れました。(2006年6月の日記にあり)
本物偽物の話をしたくて、写真までアップしたのではありません。
モンゴルの生活のほとんどを知るこのバッグは、帰国後奥深く仕舞いこんで、目に触れないようにしていました。
帰国後9年、やっと、あの事件の縛りから解き放たれたのかなぁと、ひとり快哉を浴びたい気持ちでいます。
あれ?これを出そうとしたきっかけは、何だった?
そうそう、夢青葉のお稽古が二人の会員さんの欠席という連絡が入り、ウランバートルつながりの会員さんと二人でのお稽古になることがわかったから。
結局、初お目見えのゲストさんが来てくださったので、おしゃべりをする暇がなくて、充実した練習になりましたが。
きっと二人だったら、ウランバートルの楽しかった思い出話になったことでしょう。
楽しかったことを思いだして、吹っ切れると思いながら、会場に向かっていたのですが。
ゲストさんありがとう、しなければならなかった練習をしっかりできました。
そして、思い出話をしなくても、もうすでに吹っ切っていたことを、実感できました。
9月23日は、吹っ切った記念日。