風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢青葉4月1回目

2016年04月08日 | 詩吟
昇段試験が終わり、申請書と申請料が幹事さんのもとに集まり、4月の中央会そして春の集いの日に、担当幹事さんに提出する手筈が整いました。


今日からは、通常の練習に戻ります。
このところの、繰り返し、丁寧にした練習の成果だと思うのですが、律詩「山園小梅」 林逋作
の練習がことのほかスムーズに進みました。

最少のメンバーの良さを生かして、顔ぶれによって、その日の練習方法や方針を自由に変えることのできるのが青葉の強みです。

4段に望むことを最大限に入れ込んだ、練習をして見ました。
はじめて、一日のうちに、律詩と、絶句の新しい吟題を二題こなしました。
会員さんは、あっけにとられていたのかもしれません。

すぐさま、独吟、あるいは合吟で、成果を試されて、あれよあれよという進み具合です。
それに平気でついてくるのだから、このところの、集中練習が、効果を上げて、昇段試験のためだけの練習では無かったと、実感しました。

このことの確認が取れたので、これからは、あまり縛りをきつくしないで、自由にその人らしく吟詠をしてもらえばよいと思います。
そう決心はしてみたのですが、この私が、あれこれ言わないでいられるのか、方針を立てておきながら、立てたそばから、自信がぐらぐら。


吟詠では、そうなのですが、それ以外の大事なことが、思っていたほど、会員さんに伝わっていないことが、判明。
まだまだ、私が、口を慎まねば…と後悔しながらも、まだ、何ごとかを言い続けることになるなぁ。

この、瞬間的に言葉が出てしまう習い性をどうにかせねばと、穏やかに行きたいと望んでいるうちは、実現しないなぁ。。。



私が4段になり、師範代に昇格するまでに、ご指導を頂いた佐藤鷺照先生、永井厳照先生、鈴木睨照先生からは、言葉ではない大きなものから、いつの間にか吸収していたわけです。


申し訳ないのですが、それほどまでの器ではない私には、まだまだ、知って居てほしいことが山積みで、伝えきれない力不足を感じる。
三人の先生がたは、それぞれが素晴らしくて、雲の上の存在でした。
わたしは、若輩すぎて、一人とも数えられないほどの不束者なのだから、言葉を尽くすしか仕方がないのよねぇ。

足りないところは、芦孝会の諸先輩方にお手助けを頂くこととして、頼みにしなくては。
昇段の暁には、それぞれ、東京芦孝会の各教室訪問をしましょうと提案していますので、会員さんたちが、訪れた時には、よろしくご指導をお願いすることにいたしましょう。

さいわい、今日は、6年目の青葉さんからすると大先輩のゲストをお迎えしました。
はるばる車で1時間の距離を、来ていただきました。
吟歴が長いので、音を安定させたら、素晴らしい吟詠になるはずです。
お話をするときは、響きのある良い声をしていますから、楽しみなゲストさんです。
「これからは、怠けないで、頑張ってみましょうか。」という言葉が聞けて、嬉しいこと限りなし。


吟としては、整ってきた6年選手と、今までちっとも頑張りたくなかった20年選手と、良い取り合わせができました。
楽しみが増えました。
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