風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

オルティンドーの練習

2006年10月16日 | UBから
オルティンドーの練習、今日は、再開してから2回目。
先生が明日から北京に行かれるので、金曜日の予定が今日になりました。

1回目、思い違いしていた箇所の訂正をしていただいて、「つかんだ!」と思ったがするりと逃げ出していました。

また、一から発声をしてもらって、テープに吹き込み、よーく次の練習まで聞くことにしましょう。

今日、驚いたことは、3番にわたって歌われるオルティンドーの歌詞を、先生に普通の言葉で書いてもらいました。
たったの短い文章の2行分でした。
まさか!?
その、長く音を引っ張る部分の代表的な部分が、「ショロンカイ」と言うオルティンドーの技法です。
それは、口蓋に音を響かせて、のどの力はすっかり抜いてしまって、腹筋で空気を押し出して音を出すのです。
ですから、熟練すると長く歌を歌っていても、この部分で喉を休めることができるのです。
しかし、どうも、私は、力みすぎて肝心のおなかに力が入ってないようです。
テープを巻き戻して、音を聞くとまさに声ではなくて、騒音が出ています。
耳の良い先生にとっては、大変な荒行をしているようなものだなぁと申し訳なく思うのです。

がっかりしている暇はありません。
熱心なTUULさんが、お尻をひっぱたくように、『録音しましたよね?』と言うのです。
何度も、何度もできないところを繰り返して練習する根気を、彼女たちはたぶん知りません。できないものをどうして無理するの?と考えるのが一般的ですから。
それでも、私は、やめないで続けるつもりです。来年の3月までは。

ここで、宣言をして、弱音を吐いても、止めるに止められないようにして楔を打っておきましょう。(^_^;)

遅々として進まずと傍目には見えても、私には、毎回なるほどと思い、少しずつ前進している手ごたえを感じているのですから。
音感の良い、プロの先生と、音感の悪いアマの私との差です。
それでも、手加減をせず、教えてくださるビャンバジャルガル先生に、感謝です。






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ドーグ

2006年10月16日 | UBから
謎のお菓子として大騒ぎをした白い大福のような、羽二重もちのようなものは、韓国のお菓子「ドーグ」と判明しました。

あの翌日は、疲れ果ててお店に立ち寄ることもできず、今日、やっと行って見ました。
同じものがお店で売っていて、600トグルクでした。
おかみさんに尋ねてみたら、米の粉とあずでできているそうです。
わざわざ、調理場からしゃもじにすくって小豆の餡を持ってきて見せてくれました。
少しだけ粒の残った餡でした。

おかみさんは、日本で同じものだと思って食べたことがあるそうですが、甘くてまずかったと言っていました。(笑)
餡には砂糖はもちろん何も入ってないそうです。

と、ここまでの通訳は夫でした。
帰り道、あの、にんにくの味がしたのはなんだったんだろう?と、しきりに頭を傾げました。

韓国のことをよく知っている人であればたちどころに、疑問氷解だったことを、何も知らない私には、ビッグニュースでした。
数日間、あれはなに?と楽しませてもらったわけです。

何でもそろう情報の早い日本に居たら、たった一つの白いお菓子をこんなにも興味を持って見つめることは無かったことでしょう。

和菓子系のまして豆の餡の入ったお菓子は、モンゴル人にとって苦手なものですから、UBで売っていること事態不思議な現象です。
ここは、UBの中心街ですから、おそらく外国人が好んで食べるのでしょう。
それだけ、韓国人が多数進出していると言うことなのでしょう。
観光シーズンを過ぎても、インチョン経由の飛行機は満席が続いていると聞きました。
ビジネスで韓国とUBを往復する人が、たくさん居ると言うことなのすね。

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