東北三教区こどものつどい:チーム名古屋教区「でらやっかいな仲間たち」のメンバーと仙台教区仏教青年会による活動です。
今回は、二本松市の岳温泉近くのグラウンドで行われた二本松同朋幼稚園の運動会で炊き出しを行いました。
名古屋教区10名、仙台仏青3名と復興支援センター2名が参加しました。
当日は、台風18号が近づく中で天候が心配されましたが、雨があたることはなく、時折晴れ間も見られました。そんな中、園児たちはこの日まで一生懸命練習してきたダンスや体操を披露したり、全力でかけっこしました。会場ではお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが子や孫の雄姿に大きな声援をおくり、大きな盛り上がりを見せました。
その会場を横目で見ながら、炊き出しの準備がスタート。今回のメニューは、名古屋教区が小倉トースト、たません、フルーツポンチ、コーヒー、抹茶ティー、タコ焼きなどなど名古屋名物を取り入れたもの。仙台仏青は綿菓子とかき氷です。手慣れた手つきで手際よく準備が進められます。綿菓子の準備中…あれ?子どもたちのつまみ食いが…(笑)
お昼のお弁当をたくさん食べたあと、いよいよテントの各メニューの提供がスタート!まずはデザートにとかき氷に長蛇の列ができました。かき氷を作るのは…同朋幼稚園を卒園したお子さんたちです。長蛇の列に緊張しながらも、はじめはおぼつかない作業もだんだんとうまくなっていきます。「はい、お待ちどうさまでした!次の方何味にしますか?」大きな声で、おいしくできました。
そのあとも、たませんや小倉トーストなどが勢いよく配られます。たませんのソースのいい香りが食欲をそそります。また、甘いものは別腹と小倉トーストやフルーツポンチも大人気。コーヒーやお茶と一緒に召し上がっていただきました。綿菓子も100個以上作りましたが、すべて配られました。
名古屋教区からの参加となりますと、長い距離の移動と荷物の運搬が大変でありますが継続してご参加いただいています。代表の竜沢さんは、「みんなの顔が少しでも見たいので参加します!」と、到着から2~3時間で帰らなければならない日程の中、準備だけをされて帰られました。本当に頭がさがります。
子どもたちの笑顔と、参加された方の熱い思いがあふれる活動となりました。