東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2017年10月29日 仙台仏教青年会・現地復興支援センター 六郷ふるさと交流会/仙台市若林区

2017-11-01 12:22:06 | 活動日記

仙台仏青及び現地復興支援センターが、仙台市若林区の東六郷コミニュティセンターを会場に行われた『ふるさと交流会』にて活動を行いました。今回は、この活動の参加者の方から活動報告をいただきましたので、その内容を掲載いたします。

 

≪活動報告≫

今回の『ふるさと交流会』は、六郷中学校の武道館と体育館に避難していた人たちの主な移転先、ニッペリア応急仮設に住んでいた皆さんが、仮設や地域との交流を図るために震災後に始めたお祭り、『ニッペリア祭り』が基になっています。

これまで、毎年一回開催されていたニッペリア祭りには、それまでボランティアで関わった人たちが、お店を出したり、地元の皆さんが演奏や踊りを披露したりしていました。

今回の交流会も、大学生ボランティアや六郷すずめ踊り、お母ちゃんズによる豚汁など、仮設の頃から関わっている皆さんが、元ニッペリア自治会長で現在は二木町内会会長の阿部東悦さんをはじめとした自治会の皆さんの呼びかけで集まりました。

当日はあいにくの雨にも関わらず、井戸、二木、三本塚、藤塚など、それぞれの地域に戻った皆さんや、新たに別の場所に移られた皆さんが一堂に会して、賑やかに過ごしていました。

震災後、新たに土地の名物として有名になってきた井戸ネギの販売や、いつも遊具を持ってきて子どもたちと遊んでくれていたボランティアの皆さんも参加され、大変な盛り上がりとなりました。

我らが東本願寺チームも、焼きそば、やきとり、ポップコーンに加えて、カラフルな念珠作りも行い、好評をいただきました。雨で足元がぐちゃぐちゃになりましたが、交流会に参加された皆さんには喜んでいただけたのではないかと思います。帰りには、お漬物やネギのお土産も貰っちゃいました。

「震災後には無かった祭りだけど、今後もやっていきたい」と元ニッペリア自治会長の阿部さん。私たちも、懐かしい皆さんにも会うことができました。