東日本大震災 現地復興支援センター

・・・真宗大谷派(東本願寺)の東日本大震災による被災地での支援・復興活動ブログ・・・

2017年2月16~19日 でらボラNAGOYA(北條チーム/名古屋教区)/福島県【活動】

2017-02-21 10:29:45 | 活動日記

名古屋教区のでらボラNAGOYA(北條チーム)の福島県での活動です。

17日夕方からは、大野台第7仮設での活動でした。

メニューは、キムチ鍋、カレー鍋、そして焼き鳥でした。

食事の中には、紙芝居や歌などもあり、集会所には笑い声が響いていました。

南相馬市の方が在住する大野台第7仮設は、今年3月末で自治会が解散し、お住まいであった方も自主再建された家や復興公営住宅に移り住んでいかれる予定であるとお聞きしました。

しかし、中にはまだ移転先が決まっていないという方もいらっしゃいました。

これまでボランティア活動で、何度も訪問させていただいた第7仮設が無くなるのは寂しい思いもありますが、皆さんがようやく仮設を出て、仮住まいではない自分の家で生活が始まることはうれしく思えました。

ですが、新しい住まいの地域での関係性づくり、移住者に対して地域住民からの辛い出来事もあるようで、仮設を出てもまだまだ課題や問題があるのだと思い知らされました。

お世話になった大野台第7仮設の解散式には、是非何か関わらせていただきたいと自治会長さんにお願いをし、今後もまた何かお手伝いをさせていただくご縁をつなぐことができればと思っています。

※その他の活動については、後日、写真などでお知らせしたいと思います、

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私たちが大野台で活動をお手伝いさせていただくのは、約1年ぶりでした。

今回、久しぶりに大野台を訪問したところ、津波の被害を受けた相馬市民が在住されていた第1から第4までの仮設が、既に更地または取り壊しの作業が行われておりました。

この仮設にお住まいであった方々は、既に復興公営住宅などで新たな生活を始められたようです。

地域により復興の進行状況は様々ですが、仮設が無くなっていく風景を見ると、少しずつではありますが復興が進んでいることを実感しました。

      

※下記の写真は、大野台第1~4仮設が建っていた場所です。