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一点の「濁り」もないBlog “G”

北海道を離れ、新たな土地で再出発。それに伴いタイトルだけリニューアル。
ただ、看板は挿げ替えたが内容は相変わらず。

科学的根拠

2004-11-27 | Weblog
【こういうところが】
確かに私自身も高校で教育実習をやった際に授業中白衣を来て自分の言っていることになんとなく迫力をつける演出はやったが、科学的根拠というのは「白衣を着ている人が言っていること」ではない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000054-mai-soci

【テレビ】
テレビだから演出を加えてやるのは当然。そこを否定する気はないが、「科学的根拠がある」ように見える演出はいろんな背景の把握が必要だ。私はその血液型云々の番組も見ていないし、どういう演出だったのかはわからないが、記事を見る限りどうも「科学的根拠」と言えるデータではなかったようだ。だが、その実はわからなくとも白衣を着た人の横にグラフ画面でものっければ画的にとっても論理的なものに見える。本当の理解とかがなくてもそれっぽく見せるのはとっても簡単。

【仮に】
また、仮にテレビで伝える学説が論理的に導かれたものだとしても、その説が学問の世界で主流なのかそれとも異端なのかぐらいは言っておくべきではないだろうか。筋道が通ってさえいれば、どれが正しい、どれが間違っている、というのは一概に断言できるものではないが、やはり主流となる説はさまざまなところで再現されて始めてそうなるのであって、センセーショナルな(言い換えれば奇抜な)説がどこでも安定した再現性を見せる保障はどこにもない。確かにおもしろいのかもしれないが、その辺の判断はした上で放送するべきだろう。

【まぁ】
かならずしもそういう判断ができる人間(そういった方面へのバックグラウンドを持った人)がテレビ局には多くないだろうけど。

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