ファイナンシャル プランニング オフィス  FPリフレッシュのブログ

高齢期のすまいと介護をメインテーマに、高齢者施設・住宅の最新情報、見学記、セミナーのお知らせや趣味の旅行記を書いています

東京金融広報委員会 アドバイザー勉強会で講師を

2013年11月22日 | FP
日本橋本石町<円>の形をした荘厳な建物
日銀の中でセミナーをさせていただきました
4~5年前、FP仲間13名ほどで見学して以来の来館
さまざまな専門家や金融広報委員会の方々50名ほどを前に
緊張しました

「高齢者施設(住宅)の種類と選択のポイント」
テーマはいつものです
出席していらした知り合いの先輩FPから
「クオリティの高いセミナーだった」
とお褒めの言葉をいただき
ほっとしました

9月末から5回のセミナーを行いました
これから年末にかけ、もう一つの大仕事が控えています
その前に、明日は高齢者施設入居をご検討中のご夫妻の資金相談
一つ一つ、着実にこなしていきます

よいお正月を迎えられるよう
ファイト!


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最期を自宅で迎えられますか?

2013年11月16日 | FP
町田で活動しているグループで、セミナー&寸劇を行いました
町田市広報で参加者を募集しましたが
2日で満席、キャンセル待ち多数…
大変関心が高いテーマであることがわかりました

タイトルは
『高齢者に知ってほしい3つのこと』
その中で
『最期を自宅で迎えられますか?』
というセミナーを担当しました

内閣府の調査(55歳以上)では
最期を迎えたい場所
・第1位:自宅(約54%)
・第2位:病院などの医療機関(約26%)
・第3位:特養などの福祉施設(約6%)
・第4位:有料老人ホーム(各約5%)

しかし、現実は
・第1位:病院(80%以上)
・第2位:自宅(10数%)
です

核家族化が進み、家族の介護力がなくなってきています
高齢者がいる世帯の54%は高齢者独居、老老夫婦世帯のため
自宅で最期を迎えることが困難なのが現実です

今回は
*最期を自宅で迎えるとはどういうことなのか
*最期まで自宅で暮らすためには、どのような準備や覚悟が必要か
を中心に、医療面、そして介護や生活面からもお話しました

ポイントは
『在宅療養支援医』を確保しておき
もし、経管栄養など延命治療を望まないなら
いざというとき、救急車を呼ばず
在宅療養支援医に往診してもらうような態勢を整えておく必要がある
という点です

しかし、どのようなケースでもこれが可能とはいえません
家族がいて、家族の協力があってこそ可能なのであり
認知症で独居のようなケースでは、残念ながら難しいでしょう

これは死生観にも関わる、とても難しい問題です
いざという時、延命治療を希望するのか緩和治療でいくのか
選択を迫られるケースがやってきたら……

判断能力があるクリアなときに、意思や覚悟を決め
それを家族など周囲の人々に、確実に伝えておくことが必須
周囲の協力がなければ、思いを貫くことはできません

いつか必ず死を迎えるわけですが
どのように生き、どのように終幕を閉じたいか
じっくり考えておくことが必要ですね


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訪問介護の現実を伺う

2013年11月12日 | 介護
昨日は11月11日『介護の日』
23年訪問介護をしているプロのホームヘルパー
藤原るかさんのお話を伺いました

社会福祉士でもある藤原さんは
『介護ヘルパーは見た』 
~世にも奇妙な爆笑! 老後の事例集~
(幻冬舎新書)の著者です

体験上、訪問時間が90分→60分
そして45分に短縮されたことは
現実をわかっていない男性陣が
机上で決定した…と怒りを

・高齢者がヘルパーさんに一番要望するのは、掃除
  トイレ、お風呂、そして居室の順番で掃除 必死です!
・ペルパー料理は、冷蔵庫にある材料で短時間で作る技術が必要
  要望の多い肉じゃがは、45分の訪問時間では作るのが難しい
・洗濯は45分では無理!
  訪問介護と次の訪問介護の間は、最低2時間空けなければならない
  そのため、申し送りで、洗濯ものは次のヘルパーが干すのが現実

るかさん厚労省へ殴り込み!的 YuoTube
http://www.youtube.com/watch?v=C4mI4bDOLCU
≫ルカさん厚労省へ≪
~魂のホームヘルパー、生活援助の時間削減へ物申す~
(共に介護を学びあい励まし合いネットワーク)
をご覧ください

洗濯は16分でできる?そんな洗濯機あったら、持ってきてよ!
るかさんの意気込みが伝わってきます

介護保険は使いにくい~
と言われていますが、現場でずっと仕事をしているからこそいえる
そんな生の声をいろいろと伺えて、とても有意義でした

最後に幻冬舎の著書を購入、サインをもらった
そこに書かれたのは
「自分らしく 生き抜く」


追記:
書くのが遅れましたが、11月6日(水)はパシフィコ横浜で行われた
介護の日の集いの一環である
「地域密着型介護の事例発表会」に参加しました

横浜市は24時間定期巡回随時対応型サービスや
小規模多機能型居宅介護を実施している事業者数が多く
ネットワークが展開されている
グループホームでも地域に根差した試みが行われている
ことなど、要介護高齢者への対応の熱意が伝わってきました


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