今日は、運転免許更新に行ってきました。
前々から聞いてはいましたが、高齢者の免許更新はハードルが上げられている
ことを実感しました。
ここでの『高齢者』とは、更新期間満了日の年齢が70歳以上の人で、
更新を希望する人が該当します。
高齢になると、身体能力が低下し運転に影響が出る可能性があるという理由で、
(事実、高齢者が起こす交通事故は年々増加)
H21年から『高齢者講習』が義務付けられました。
誕生日の5カ月前から1ヵ月前までの間に受講しないと、免許更新ができないのです。
・講義:1時間
・適性検査、夜間視力検査、動体視力検査:1時間
・実車運転、運転指導:1時間
結構キツイ感じ。
更新とは別に料金もかかります。
そして、75歳以上になると、更にもう一つのハードルが。
「高齢者講習」の前に「事前検査」を受けなければなりません。
「講習予備検査」といわれる『認知機能の検査』です。
30分程度の個別検査で、
・時間の見当識
・手がかり再生(記憶力)
・時計描画
検査終了後すぐに採点され、その点数により記憶力、判断力を判定され、
その後受講する「高齢者講習」の種類(受講料金も)が異なるそうです。
「記憶力、判断力が低くなっている」との結果でも、運転免許の更新はできますが、
信号無視や一時停止など特定の交通違反を更新前に行っていた場合、
また、更新後に行った場合は、専門医の診断を受けるか、
主治医の診断書を提出することになります。
そこで<認知症>と診断されると、免許は取り消されます。
実際、昨年度は39名の方が『認知症』により取り消しになったそうです。
『認知機能の検査』を受けなければならない!という屈辱に、
「免許更新はもうや~めた!」と、免許を返納される方も多いとか。
運転免許証は、実際は全くのペーパードライバーであっても、証明書に使用する目的で
更新しているという人も少なくありません。
そういう方は、返納時に1000円の手数料で、「免許経歴証明書」を発行してもらえます。
これは運転免許証に代わって身分証明書になるもの。
また、返納にはメリットもあります。
自治体ごとに異なりますが、東京都の場合、上野動物園、多摩動物園、江戸東京博物館
などへの来館時に記念品がもらえる、デパートの自宅配送料金が無料となる、
はとバス定期観光コースが5%割引となる…などの特典があります。
自治体によっては、鉄道運賃が3割引に…なんてところも。
高齢者の運転事故が増加している中、事故予防策の一環として、各自治体が高齢者の
免許返納を呼びかけ、更新のハードルを上げようとしています。
しかし、高齢者が車を手放すことは、生活の範囲を狭めることに繋がります。
買い物が大変になったり、つい籠りがちになったり、
住み慣れた家での生活がだんだん難しくなることにもなり兼ねません。
年齢とともに、生活が変わっていくことは自然の理。
じょうずに適応していくことが必要なのでしょう。
多摩の有料老人ホーム探しはFPリフレッシュへ
前々から聞いてはいましたが、高齢者の免許更新はハードルが上げられている
ことを実感しました。
ここでの『高齢者』とは、更新期間満了日の年齢が70歳以上の人で、
更新を希望する人が該当します。
高齢になると、身体能力が低下し運転に影響が出る可能性があるという理由で、
(事実、高齢者が起こす交通事故は年々増加)
H21年から『高齢者講習』が義務付けられました。
誕生日の5カ月前から1ヵ月前までの間に受講しないと、免許更新ができないのです。
・講義:1時間
・適性検査、夜間視力検査、動体視力検査:1時間
・実車運転、運転指導:1時間
結構キツイ感じ。
更新とは別に料金もかかります。
そして、75歳以上になると、更にもう一つのハードルが。
「高齢者講習」の前に「事前検査」を受けなければなりません。
「講習予備検査」といわれる『認知機能の検査』です。
30分程度の個別検査で、
・時間の見当識
・手がかり再生(記憶力)
・時計描画
検査終了後すぐに採点され、その点数により記憶力、判断力を判定され、
その後受講する「高齢者講習」の種類(受講料金も)が異なるそうです。
「記憶力、判断力が低くなっている」との結果でも、運転免許の更新はできますが、
信号無視や一時停止など特定の交通違反を更新前に行っていた場合、
また、更新後に行った場合は、専門医の診断を受けるか、
主治医の診断書を提出することになります。
そこで<認知症>と診断されると、免許は取り消されます。
実際、昨年度は39名の方が『認知症』により取り消しになったそうです。
『認知機能の検査』を受けなければならない!という屈辱に、
「免許更新はもうや~めた!」と、免許を返納される方も多いとか。
運転免許証は、実際は全くのペーパードライバーであっても、証明書に使用する目的で
更新しているという人も少なくありません。
そういう方は、返納時に1000円の手数料で、「免許経歴証明書」を発行してもらえます。
これは運転免許証に代わって身分証明書になるもの。
また、返納にはメリットもあります。
自治体ごとに異なりますが、東京都の場合、上野動物園、多摩動物園、江戸東京博物館
などへの来館時に記念品がもらえる、デパートの自宅配送料金が無料となる、
はとバス定期観光コースが5%割引となる…などの特典があります。
自治体によっては、鉄道運賃が3割引に…なんてところも。
高齢者の運転事故が増加している中、事故予防策の一環として、各自治体が高齢者の
免許返納を呼びかけ、更新のハードルを上げようとしています。
しかし、高齢者が車を手放すことは、生活の範囲を狭めることに繋がります。
買い物が大変になったり、つい籠りがちになったり、
住み慣れた家での生活がだんだん難しくなることにもなり兼ねません。
年齢とともに、生活が変わっていくことは自然の理。
じょうずに適応していくことが必要なのでしょう。
多摩の有料老人ホーム探しはFPリフレッシュへ