ファイナンシャル プランニング オフィス  FPリフレッシュのブログ

高齢期のすまいと介護をメインテーマに、高齢者施設・住宅の最新情報、見学記、セミナーのお知らせや趣味の旅行記を書いています

文月、葉月  振り返れば、充実した夏

2011年08月31日 | FP
中学・高校は、女子校
受験を前提としない、どちらかというと女子教育に重きを置いていた

強く残っているのは、中一の国語
古い日本のしきたりなどを、これでもかと学ばされたように記憶している
うんざりしながらも、おもしろがり、結構まじめに聞いていた
卒論で民俗地理を専攻した所以かもしれない

睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、
霜月、師走
陰暦の7月、8月は、文月、葉月
(厳密にいえば、8月上旬~10月上旬にずれ込むが)
詳細は置いといて、今年の夏、7月、8月を振り返り、総括してみました
一言でいえば、~アクティブに活動し、充実していた~


・FP継続研修講師、基金講師、業界新聞執筆、雑誌取材掲載
・2か月連続SG(FPのスタディー・グループ)勉強会担当
・高齢者施設・介護の勉強会
・施設見学(ケアハウス、適合高専賃、有料老人ホームなど11施設)
・NPO・SGの懇親飲み会、お世話になっている会社の夏季パーティ
・自治会懇親暑気払い、ファミリーでの誕生会
・温泉めぐり(九州、草津・軽井沢、山梨)


☆FPのSG勉強会に関して

予てからお知り合いの一員に加えていただいておりました
セゾン投信社長中野さんに、はるばる千歳烏山までお越し戴き
「長期投資」の勉強会&討論を行いました
中野さんには、以前もあざみ野のFPラベンダーサロンにも講師
として来て戴きました
その時は、一般市民向けでしたが、
今回は金融世界を歩いてきたメンバーを含み
マニアックな突っ込みに発展することも多いFP勉強会
濃厚でハイレベルな勉強会2時間+気さくな懇親飲み会2時間、でした

セゾン投信グローバルバランスファンドは、複利で積立、長期投資
国際分散投資という、コアとなる投資法
問題は為替…
これだけはニュートラルで考え、ポートフォリオを組まざるを得ない
ゆえに、ファンド自体の運用成績は順当でも、為替でガタガタ
どのファンドも為替の洗礼を受け、頭が痛い(除:国内ファンド)
ご提案させていただいたのは、長期積立国際分散という入口はOKなのだが
高齢期に取り崩す際も、運用しながら効果的に引き出せるシステムがほしい
これをいち早くシステム化できたら、きっと注目されるのではないか、と

☆高齢者施設勉強会

高円賃、高専賃、高優賃という分類法がなくなり、住宅型有料老人ホームの一部を
巻き込んで、10月20日から<サービス付き高齢者向け住宅>がスタートする
これから私有地の一部に高齢者施設を建てようという地主
タックを組む建築業者には、補助金が出てメリット大
では、運営を担当する介護事業者のメリットは???
また、現在運営中の高専賃などが<サービス付き高齢者向け住宅>に
移行するメリットは???
これが目下の疑問点、なかなか見えてこないところ

<サービス付き高齢者向け住宅>は高専賃と異なり
行政指導下に置かれ、改善命令もあり得る
運営側にとっては、規制がかかり、その分ハードルが高くなる
このハードルをクリアした<サービス付き高齢者向け住宅>は
「安心感のある施設」というお墨付きを得ることになる
つまり、施設を探す高齢者にとって、一つのめやすとなるだろう
ここまでは何とかわかってきた
果たして、どの位の既成施設が登録するのだろうか
これからの動向を注目していきたい

介護保険法は2012年4月に改正
新たに決まった野田総理の下で、これから本格的にまとめ上げて
いくことでしょう
「在宅見守り介護」として、医療・看護・介護の連携で、
施設入居(入所※)をしなくてもターミナルケアが受けられる方向へ
夜間の見守りがポイント
夜中に、高齢者宅を巡回訪問するのは、双方大変
夜間車で走り回る介護従事者はもちろん、それを受ける家族側も
(恐縮したり、気になったりで、落ち着いて寝ていられない…など)
これらを考慮し、ロスを無くした<サービス付き高齢者向け住宅>
を増やしたいのでしょう


活動の中で、たくさんの方々とお知り合いになり
その度ごとに視野が拡がりました
すばらしい方との出会いは、人生の宝
その意味でも、すばらしい夏でした

長月(9月)もこのウェーブで歩みたい


     ※公的介護保険3施設へは「入所」
      民間有料老人ホームなどへは「入居」
      と、表現が微妙に異なる
      


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夏のおわりは、山梨 『 みたまの湯』日帰り温泉。 ゆったりゆら~り 

2011年08月28日 | 旅紀行
この夏5ヶ所目の温泉探訪は、お隣の山梨
「みたまの湯はいい」という話を聞き、早速中央高速で甲府南へ

まずは「風土記の丘」即売所で、ぶどう、梨、プルーン
ナス、キュウリ、オクラ、ししとう、ピーマンを仕入れ、トランクに
めざすは、みはらしの丘温泉「みたまの湯」

広大な甲府盆地を眼下に見降ろす丘陵の高台に位置し
秩父連山、八ヶ岳、南アルプスが輪をなしている。 何とも絶景!

入館料は750円。お手頃で設備もよく、良心的との印象
露天風呂にかかれた説明板に、《ゾクゾクッ》と、しばし釘付けに
<ここは北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界にあたる
フォッサマグナ(大地溝帯)の開口部に位置し
源泉は裂け目から噴き出している
南アルプスと甲府盆地の間がフォッサマグナそれを一望に鳥瞰できる展望スポット>

新潟・糸魚川――太平洋・富士川を結ぶ大地溝帯
その一部を、この目でしっかり確認。 感激の一大パノラマでした
今まさに活動が注目されている断層が、私たちに恵みを与えてくれている
それが、大好きな温泉なのだ
ハイリスクの上に成り立つハイリターン、といえるのかもしれない

そして、温泉の≪色≫に感動
露天風呂に出ると、まず飛び込んできたのはすばらしい眺望でしたが
お風呂を見て、一瞬、ドキッ!
な、なんと、赤ワインの色をしている、さすが、日本一のワイン産地!なり…と

しかし、よく見ると、太陽光線が水中まで差し込み
赤く浮き上がって見えたためのよう
実は、麦茶のような、かなり濃い茶褐色でした
少しぬるっとして、効能が強そう
説明板によると
<泉温43.6度(結構、高温) 弱アルカリ性単純温泉 PH.9> 

今回、同行者がPH(水素イオン濃度指数)について詳しかったので
勉強させてもらいました
   <PH=7 が中性> 
これよりPHが小さくなると、酸性。大きくなると、アルカリ性
これから先は、H2 O→ H+ + OH- 
そして、log 使ったりと、私にはちょっと難解な世界なので
ここでは省略します(汗)
要するに、PH9の「みたまの湯」は
水素イオン活量より水酸化物イオン活量が多いアルカリ性
お肌がツルツルになる、別名「美人の湯」なのです

この露天風呂に出るところに、なんと、陣笠と蠅たたきが
日焼けを防ごうと、陣笠をかぶって入浴している方も
何ともほのぼの (何気に口元がほころびてしまったが…)

また、サウナと水風呂にも感激
サウナには大きな窓があり、明るい日差しがうれしかった
「パノラマ・サウナ」とは、何とも贅沢
水風呂も気持ち良く、この連鎖からなかなか逃れられなかった

東京西部にほど近い山梨
いい温泉がたくさんありそうです
山梨温泉めぐり、時々挑戦してみます


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草津温泉~塩壺温泉へ 湯めぐり

2011年08月12日 | 旅紀行
またまた、温泉めぐりをしました。

 <草津温泉>

今回は、ドリフの<いい湯だなぁ~~>の2番にも登場する、上州草津の湯。
噂には「日本一の湯」と聞いていましたが、その所以を納得できました。
とはいえ、日帰り温泉にほんの数時間の滞在でしたので、
草津の湯の『強烈さ』というか醍醐味を、ちょっとだけ体感した…
序章のはじまり…です。

草津の湯は、日本3大温泉(草津・別府・白浜)の一つであり、
日本3大名湯(草津・有馬・下呂)の一つでもある、
「日本一の温泉」にふさわしい湯でした。

湧き出す湯量が豊富で、熱く、PH2という強い酸性の湯。
一週間で一円玉が溶けてしまうそうで、
玉川温泉には及ばないまでも、殺菌効果大。
そして、硫黄の臭いも。
「酸性、硫酸塩、塩化物温泉」とありました。
白濁の湯に足を突っ込んでみて、「熱い!」と。
肩まで使ってみて、「ぬるっとしていて、水質が重く水圧を感じる」と。
少し経つと、「強烈な水圧で全身をビシビシとバッシングされてる」
感じが。かなり、こたえる。

草津の名物「合わせ湯」は、男女入替制で、入浴できませんでした。(残念!)
「合わせ湯」とは、38~46度の5つの湯があるが、
徐々に熱い湯に身体を合わせながら「高い温度」の湯に入っていく、という方式。
次回は、ぜひ、女性入浴時間に合わせて訪れたい。
しかし、46度とは! 
事実、「熱くて入れなかった~」と。(←同行の家族の弁)

訪れたのは「大滝之湯」という、草津のシンボル湯畑からちょっと歩いたところで、
健康増進センターと書かれた、日帰り専門の入浴施設。
800円。これはお手頃、良心的で、お勧めできます。
入浴後は、バッシング疲れと乾いた喉をいやすそうと、かき氷でほっと一息。

そして、軽井沢へ。

 <塩壺温泉>

中軽井沢を北上した、林の中。
遠く、源頼朝が源泉を発見したといわれる。
羽や足を痛めた鳥が、身体を治療しに集まっていたそう。(ホテルの冊子より)
草津の湯と比べると、かなりマイルド。
強烈な湯疲れをいやすには、格好でした。
「弱アルカリ性炭酸泉」で無色透明。

ここ、塩壺温泉の案内冊子には、
「最近、熊や猿が出没、注意」とあった。
軽井沢に猿が出没…のニュースは久しいが、熊まで降りてきているとは。

旧軽井沢でも、プリンスのアウトレットでも、とても目立ったのは、ワンちゃん。
ペットブームで、ワンチャン連れの家族が大集合…といったところ。
可愛らしく、オシャレなワンちゃんばかり。
優雅で微笑ましい日本の夏~

朝晩は涼しいはずの軽井沢、を期待して出かけたが、暑くてあつくて、
渋滞を避けて早めに帰宅しました。


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関西の高齢者施設

2011年08月06日 | 高齢者向住宅
九州旅行中、荷物を片づけながら、TVのスイッチを入れたら、
有料老人ホームのCMが流れてきた。
いつもの習性で、はっと目と耳を集中させた。
ビックリ!
なんと、入居一時金は○○円、月額費用は○○円…と。
ええっ、東京ではそんなCM聞いたことないよ~~

TVとは一線をおいた生活をしているので、
私が知らないだけかもしれないが、
いきなり、で、耳を疑ってしまった。

関西流、というか、九州だけなのか、大分だけなのか、
しかし、確かに、わかりやすい。
そこが大事。核心を突いています。

昨日、関西の高齢者施設運営者のセミナーに参加しました。
大阪、京都、神戸(2軒)、合計4軒。
関西は比較的お元気な方むけの施設が多いそう。
そして、東京より安い!のが魅力。

さらに、3.11以降の日本の動きが、ここにも表れているという。

震災で怖い思いをした高齢者は深刻。
少しでも地震の確率の低い西へ、南へと、
関東在住者から、関西以西の高齢者施設への問い合わせが増え、
静かな移動が始まっている……

今から数十年前、4年半ほどくらしていた神戸が大好きで、
神戸の施設の話は興味深かった。
設備のよい大規模施設ができているという。

京都の施設スタッフから、
「ぜひ一度、体験宿泊で、見学にいらして下さい」と言われ、
「京都に“遊び”に行きたいわ!」と言うと、
「どうぞ、どうぞ!」と。
神戸の施設も、「体験宿泊OKですよ」と。
施設見学を兼ね、京都、そして、神戸へ!
ここで、私のアドレナリンは一気に上昇し、
頭の中では、すぐさま日程検討を開始した。

少し時間をおいて冷静になりましたが、
これからは、東京を中心とした関東以外の、
特に関西以西の高齢者施設の情報にもアンテナを張り、
目を向けていこうというきっかけになったセミナーでした。


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火の山 阿蘇。 そして、熊本城へ

2011年08月05日 | 旅紀行
九州湯めぐりの旅、続編です。

世界有数のカルデラ火山であり、今でも中岳が火を噴く阿蘇。
カルデラ内に街があり、鉄道が敷かれ、たくさんの人々がくらしている。
もちろん、たくさんの放牧牛も。

過去2回、阿蘇を目前に、雨やモヤで全容がきれいに見えなかった。
今回こそは!と、念力をかけて出かけたつもりだが、
ビューポイントである大観峰からの見事な眺めは…
またしても叶わなかった。。

しかし、合計2日間、ギザギザ頭の根子岳だけは、何度もはっきり確認
できたので、よしとしたい。
 (かなりの妥協)
「雨女」の異名を持つが、悲しいかな、蔵王のお釜、大島の三原山も、
ベールに包まれたお姿しか拝見させてもらえなかった。(涙)

阿蘇を下り、マイナスイオン立ちこめる菊池渓谷を散策し、いざ、熊本城へ。
さっそく、1日50食限定という「本丸御膳」を戴いた。
武家の儀礼的料理に、からし蓮根など熊本郷土料理も
すべて現代風にアレンジして一つの膳に、うまく盛り込まれた殿様料理。
これを本丸御殿屋根裏でいただく。
なんとも、タイムスリップした妙味がありました。
 (おいしかった・・)

熊本城は日本三名城のひとつ。
では、あと2つは?
すぐさま、姫路城と松本城…
残念! ハズレでした。
正解は、熊本城・名古屋城・大阪城
だそうです。
 (豊臣秀吉時代に築かれた城ばかり)

お城は、地元のボランティアさんが案内してくれました。
熊本の人は、長い間統治していた細川の殿様より、
城を築いた加藤清正が好きなよう。
お城の前の清正公の像にしかり、
ボランティアさんの話も、つまるところは清正公の業績など。
清正人気が実感できた。

火の国、熊本。
お城を中心とした城下町は、求心力が強いですね。
江戸城を中心とした東京は大きすぎて、拡大しすぎて、複雑すぎて…
熊本は、九州第3番目の街。
ちょうどよか、ばってん
 (おかしいかな?)


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