
「トイレの床にシミがあるのです、漏水(オーバーフロー)ではなさそうなんですが…」
と、マンション管理会社の担当者から相談があり、現地調査に。

「トイレの大便器を新しい物と交換してあるようですね。何時ごろですか?」

「3年前です。」

「これは間違い無く交換した業者の施工不良=ミスですから、その業者さんにクレームを言ったほうがいいですよ!」

「その会社、倒産してもう無いそうです。」

「これは、
大便器と排水を接続する部分フランジのパッキン(ゴム製)がキッチリと入っていないか、パッキンの傷または、切れたかが原因でしょう。脱着してフランジを交換する必要がありますね。」
調査の結果、フランジ(パッキン)ゴムの一部が折れていました。フランジがキッチリと入っていなかったようです。
(写真撮れませんでした。)
床をあけ、フランジを新しいものに交換。隙間ができないように、きっちりと入れて工事完了。

工事費は調査日の経費と合わせて1人工。部品代は数千円でした。