Zとブルーバードとスカイラインのサスの話をもう少し
510ブルバードはmリアに独立サスを採用したことで有名です
これ510なんだけどセミトレのお手本のようなというか
BMWのセミトレ―リングサスペンションをそのまま持ってきているという感じですね
画像は2002のセミトレ
この時にはスプリングとダンバーをアームの上に置いているのですが
いつのころからか
ダンパーとスプリングをストラットみたいな同軸にして
アームの外側に置くようになります
名古屋の富井さんがZcarをいろいろいじっていて
日産てサスアームずっと流用してますよね
と言ったら、
あれ微妙に違って、流用できるようでできないんですよ
というお答え
なるほどこういうからくりか
大薮春彦先生は、(かなり昔ですが)エッセイの中で
いろんなサスの車の乗ったけど
ダブルウイッシュボーンの簡易型のセミトレ―リングサスが一番いいみたいだ
とおっしゃてます。
えーセミトレって トレーリングアームというかスイングアクスルの
ジャッキアップ現象を解消しようとして生まれたんじゃないかな
これは356というか2000カレラGSか何か
いかにも横方向の変動に弱そうです
これ、S30のZ リアのスペースの確保のためにストラットを採用している
採用しているんだけど、これってボディの組み立て精度が要求されるらしく
ランボルギーニ(というかベルトーネ)はウラッコでかなり苦労したらしい。
でS130でリアをセミトレにしているんだけど(ボディの製造精度の問題かどうかは不明)
この時に、スプリングとダンパーを同軸にしてアームの外側に配しているんですよ。
これで、リアのスペースつまりはトランクとガソリンタンクの容量が稼げると気づいたのかしら
このあたり以降、日産のセミトレはこの形式になりますね
よくわからないのはR32のスカイラインのリアサスが
マルチリンクなんだけどセミトレの変形でアームがすごく短いんだよね
だから、セミトレのキャンバーの変化を嫌ったというよりは
セミトレをダブルウイッシュボーンに近づける。みたいな感じ
911は
セミトレ時代はこんな感じで
マルチリンクはこんな感じ
ストロークの短いダブルウイッシュボーンの乗り心地麺を改良しているという感じを受けます
(素人考えだけど)
まあ量産サルーンとGTカーの違いはあるけど
メーカーの考え方なんかが見えてくる感じで面白いですね
さて昨日の43模型の話で忘れていたもの
ブルーライトをカットするレンズの効果がまるっきりなかったワタクシですが
模型製作には100均の安い老眼鏡を使っております
+3.5から+50なでなんぼんか
でこの間ダイソーで見つけたこれ
これ具合がいいです
視界が広いし、ディストーションもきつくない
あんまり具合がいいんで
少し倍率の低いのもかってみました
いやマジでいいですよこれ