FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Rose,Vino and I

2015-10-18 06:00:00 | 43

Countach,Miura,Beat,S660
コレらが同じ車だといったらどう思いますか


まあこの話にBeatとS660を持ち込んだのは強引ですけど(笑)
福野礼一郎さんは、自動車についての考察が独特で
読んでいて非常に楽しい評論家さんですが
JOTAに関して厳しいと言うか、面白いことを仰ってます
レースへの参戦はないのだから、オリジナルシャシー(Jのオリジナルは似ているけど
muiraとの巨通部品はルーフのみ)
を作ってデータをとっても意味がない
MIURAの改良版が存在するとすれば、それはカウンタックだ
ちょっとうろ覚えで、違うかもしれませんが
大体の意味ははずしていないと思います
えー?カウンタックって パイプ組のスペースフレームで
ミウラは、鋼板プレスのツインチューブじゃんか
と、反論する人は、ちょっと詳しいのですが

上の伸びる部分は、カウルにステーで 応力はほぼ負担していないと思われます


miura

Countach
違って見える??
想像してみてください(ふるっ!)
このぱおぷで構成された部分に
開いたでふたしたとすると
なんと言うことでしょう!
サイドに構造体を持つツインチューブ構造になります


カウンタックとミウラのシャシー
サイドの構造体がないのでよくわかんないですね
で、さらに気が付いたのですが
miuraってMRなのに 

センタートンネルの前側がえらい広がっているんですよ
まるでFR用のミッションを収めるためのスペースみたい
つまりは、コレは、イスレロなどFRのシャシーのセンター部分をそのまま流用して
前後のセクションを変更してMRに仕立てているわけです
うへぇ ワタシはよくランボルギーニにはエンジンが一種類しかない
(ウラッコ用をのぞけば)と言ってましたが
シャシーも一種類だけとは
ハラマなんかもセミモノコックと言うことになってますけど
資料見ると同じようなツインチューブ構造なんですよね
まあ自動車メーカーなんてそんなもんでしょうね
Ferrariだって250のテスタロッサだろうが
GTOだろうが 鋼管のラダーフレームがベースで
ストリップしちゃうと、写真からはどれがどれだかわかんないくらいですもの

で、ランボルギーニが、カウンタックで、プロトは
セミモノコックだったのを放棄して、鋼管の溶接構造にしたのはなぜか?
ウラッコじゃないですかね?
ウラッコは圧延鋼板を溶接したファブリケート構造で、
鋼板製ボディにも応力を持たせるセミモノコック
とwikipediaにあります
コレの生産開始が1971年、カウンタックも1971年
ウラッコは911対抗モデルですから
どうにもモノコックで作って、安く上げないとイカンです
で、ベルトーネのラインはコレでふさがっちゃうので
車内で生産せざるを得ないんだけど
親会社の事情が事情だから(トラクターの大量キャンセル)
大規模な投資も出来ない
で、パイプを組んで、内作できるように設計変更したんじゃないかな

おまけ

クラッシュテストで失われたと言う記事を読んだ記憶がある
グリーンの試作2号ですが
後ろの車を見ると少なくとも1990年以降のようで
コレは???
ワタシの記憶の間違いかしら
レンズのせいかも知れないけど
フロントの傾斜が量産車とは違っているような気がする

おまけの2

カウンタックの構造
エンジンでっかいなぁ

おまけの3

キットがあればこのカラーリングで作りたい

お断り
この記事は、個人に解釈であり資料的な価値はありません。


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