息子が S高校に通っていたとき、保護者会かなんかで 体操部の顧問の先生が 話されたことを
ふと思い出した。
体操部の生徒たちが、鉄棒やマットで 激しく 難しい 回転やら ひねりやらの 演技をするとき、
方向がわからなくなってしまうらしい ・・・
生徒たちの 不安を取り除くため （ きっと すごく 怖いんでしょうね。）、
落ちていく、つまり 下の方向だけは わかるわけだから、それを 頼りに 演技をするように、
指導をするんだそうだ。
なるほど・・・ と 思った。
人生に置き換えても、 同じように 考えれるかもしれない ・・・
私も、私の友達も 、
仕事や これからの生活や、家族のことなどで 悩んでいたりするけれど、
唯一 確かなことは、自分も 周りも、 確実に 歳を取っていく って ことですよね。
ゴールに 向かっているわけで、 後戻りは 出来ないわけです。
人生は 体操と違って、何回も 練習するってわけにはいかないですから、先を歩いている
人に 聞いたり、自分で先を見据えて 考えるしか ないですけど ・・・
もしかしたら 一番大事なことは、今の自分の位置を知ることかもしれない！
今、自分はどこにいるのか？
もう、そんなには ゆっくりと していれない 位置に来てるんだろうな。
ゴールの アバウトな場所も 分かりかけてきたかな ・・・
今から 何が出来るのか？
自分の 理想のゴールをイメージして 何をしたらいいのか 考えるのもいいかな。
衰えを ちゃんと自覚して、ぼちぼち 真剣に 取り掛かる 時期かもしれない。
終活 のスタート ・・・ ？
最後まで 精一杯の演技をして、 ひらりっ と 着地！！
体操選手は、自分の力が 出し切れるよう、毎日 命がけで 頑張っているんだものね ・・・
