asahi.com(朝日新聞社):もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了 - 社会
約8時間かけて引き抜かれた「炉内中継装置」。冷却材のナトリウムと空気などが反応して発火しないよう、不活性ガスを満たした専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前5時4分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供拡大約8時間かけて引き抜かれた「炉内中継装置」。冷却材のナトリウムと空気などが反応して発火しないよう、不活性ガスを満たした専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前5時4分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
写真:約8時間がかりで引き抜かれた「炉内中継装置」。約10カ月ぶりに引き抜かれた装置は、白い専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前4時59分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供拡大約8時間がかりで引き抜かれた「炉内中継装置」。約10カ月ぶりに引き抜かれた装置は、白い専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前4時59分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えた。炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ。
しかし、運転再開に際して事前協議をする協定を機構と結んでいる福井県は東日本大震災後、トラブルや定期検査で停止中の県内の原発について再稼働を認めていない。高速増殖炉の研究開発は技術的に難しい点も多く、予定は不透明だ。
落下していたのは、核燃料のプルトニウムを装着するときに使う「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)で、引き抜き作業は予定より7時間近く遅れた23日午後8時50分から始まった。装置は昨年8月に落下した衝撃で変形したため、炉の開口部のさやと一緒に、クレーンでつり上げた。約8時間かけ、24日午前4時55分に引き抜いた。
約8時間かけて引き抜かれた「炉内中継装置」。冷却材のナトリウムと空気などが反応して発火しないよう、不活性ガスを満たした専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前5時4分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供拡大約8時間かけて引き抜かれた「炉内中継装置」。冷却材のナトリウムと空気などが反応して発火しないよう、不活性ガスを満たした専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前5時4分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
写真:約8時間がかりで引き抜かれた「炉内中継装置」。約10カ月ぶりに引き抜かれた装置は、白い専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前4時59分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供拡大約8時間がかりで引き抜かれた「炉内中継装置」。約10カ月ぶりに引き抜かれた装置は、白い専用容器「簡易キャスク」に入っている=24日午前4時59分、福井県敦賀市白木2丁目、日本原子力研究開発機構提供
日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えた。炉内に脱落した部品がなければ、今年度中に試験運転を再開したい構えだ。
しかし、運転再開に際して事前協議をする協定を機構と結んでいる福井県は東日本大震災後、トラブルや定期検査で停止中の県内の原発について再稼働を認めていない。高速増殖炉の研究開発は技術的に難しい点も多く、予定は不透明だ。
落下していたのは、核燃料のプルトニウムを装着するときに使う「炉内中継装置」(直径46センチ、長さ12メートル)で、引き抜き作業は予定より7時間近く遅れた23日午後8時50分から始まった。装置は昨年8月に落下した衝撃で変形したため、炉の開口部のさやと一緒に、クレーンでつり上げた。約8時間かけ、24日午前4時55分に引き抜いた。
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