【たなっぺのアイス日記】第2回 PARM（パルム） 抹茶－抹茶そのもの

というわけでアイス日記第2回です。前回のカントリーマアムが意外と好評だったので調子に乗って第2弾です。今回取り上げるのは9月17日に発売された森永乳業「PARM（パルム）　抹茶」です。
パルムはアイスクリームをチョコでコーティングしたアイスで高級感があるのが特徴のアイスですね。それがウケて2011年度は年間出荷金額が100億円を突破したとのことです。森永乳業のアイスの売上はだいたい500億円ぐらいですからピノやＭＯＷに続く看板商品に成長しているのがわかります。
今回登場した「PARM（パルム）　抹茶」は「アイスクリーム部分とチョコレート部分の両方に厳選された、京都祇園の銘店『祇園辻利』の宇治一番茶のみを使用。抹茶の味にとことんこだわった、大人の方にも満足していただける本格的な抹茶アイスクリームバー」とメーカーはしています。祇園辻利は抹茶で有名ですし、抹茶ソフトクリームなども出していますね。アイスクリームだけでなくチョコにも辻利の抹茶を使用しているあたりこだわりを感じます。だた、こだわったためか普通のパルムが126円なのに対しこのアイスは189円と価格も高くなっていますね。

では前置きが長くなりましたが感想です。

まずはパッケージから



大きさ自体はパルムと変わりませんが価格が高くなっただけあって箱に包装されています。この金の文字でローマ字で「Matcha」と表記しているあたりのセンスはよくわかりませんが、高級感を伝えようというのはわかりますね。抹茶にこだわるなら高級感アピールよりも侘び寂びを追求してもいいのともおもってもしまいます。関係ない話ですが。



箱を開けると個包装されていますね。なんとなく萩の月的で期待をしてしまいます。


では肝心のアイスについてです。



ご覧のよう非常に綺麗な色ですね。外側はチョコでコーティングされているためこれはチョコレートの色ですが、見た目は非常に鮮やかです。



内側のアイス部の色も非常に綺麗な色です。変に緑にしないで素直に抹茶の色を出しているような感じですね。
味についても全く同じで、抹茶の味を楽しめます。甘さが控えめで抹茶の苦味が効いていて今までの抹茶アイスとは違う感じです。「抹茶の味にとことんこだわった」というのもうなずけます。外側のチョコについても同じですね。抹茶の風味をうまく出しています。

さて、総合評価ですが、抹茶好きには掛け値なしにおすすめのアイスです。抹茶そのものを味わっているような感じです。ただ、濃厚な感じのアイスを求める人には向きませんね。なめらかな食感と相まって、むしろさっぱりした感じすらします。点数をつけるとしたら90点ぐらいでしょうか。個人的に抹茶が好きなので高い評価になります。また食べたいアイスです。