トヨタ アクア フォトインプレッション|greencarview(グリーンカービュー) by carview
-トヨタの新型コンパクトハイブリッド『アクア』が、リッター40kmの衝撃とともにデビューした。アクアは欧州などではプリウスCの名前で販売される、実質的なプリウスファミリーの末っ子モデル。本体価格は169万円~と、非常にリーズナブルな設定とされた。「2020年のコンパクトカー」を謳うトヨタ渾身の新作ハイブリッド、さっそくその詳細を追っていこう。
■リッター40km!新次元の低燃費
アクアが搭載するハイブリッドシステムは、小型・軽量化された1.5リッターのアトキンソンサイクルエンジン(1NX-FXE・74ps/111Nm)とモーター(61ps/169Nm)を組み合わせた最新のTHSⅡ(システム出力は100ps)。1NX-FXEエンジンは他のトヨタ車でも採用されている汎用エンジンだが、今回アクアに搭載するのは部品の約70%が新設計の改良型で、クールドEGR(排出ガス再循環)システムや電動ウォーターポンプなどを新採用することで、さらなる効率化と小型化を両立させている。
モーターも駆動用・発電用ともに小型・軽量化。バッテリーパックも車格に合わせて小型化し、120セル(6セル×20モジュール)で構成する(ちなみにプリウスは168セル)。それでいて充電のためのエンジン作動時間をプリウスに比べて約1/3にまで短縮し、渋滞時などの燃費改善を図っている。
これら細部の工夫により、10・15モード燃費はついにリッター40kmに到達(Lグレード)。より実走行に近いJC08モードでも、リッター35.4kmをマークしている。満タン(36L)時には、単純計算で1274kmも無給油で走行できることになる。
■空力にこだわり抜いたフォルム
リッター40km達成にはもちろん、優れた空力特性も欠かせない。アクアではBピラーから後ろが緩やかに傾斜する“トライアングルシルエット”をベースに、カモメ形状断面のルーフや床下アンダーカバー、エアロコーナーと呼ばれるフロントタイヤ前方とリヤタイヤ後方の平面形状などが、空気の流れを最適化(Cd値は0.28)。タイヤも低転がり抵抗タイプを装着している。
またドアミラー付け根部とリヤランプに設置されたフィンは、ボルテックスジェネレーター(渦発生装置)というF1由来のテクノロジーで、気流にあえて小さな渦を発生させることでボディを左右から押さえつけ、操安性を高めるものだ。
■もっとも身近なハイブリッド
小さなボディながらも広がりを感じさせるインテリアは、先進感と親しみやすさを融合。シフトレバーはあえてコンベンショナルなタイプとし、誰でも違和感なく扱えることを重視した。
その一方でハイブリッドシステム・インジケーター内では、エコジャッジ(運転レベルを5段階表示)やエコウォレット(消費したガソリン価格)といった様々なコンテンツが用意されていて、楽しみながらエコドライブを実践できる。もちろんエコモードやEVモードはスイッチひとつで切り替え可能だ。
内装色はグレード毎に「G」がアースブラウン、「S」がフレッシュグリーン(もしくはクールブルー)、「L」がナチュラルグレーを設定。Sグレードでは蛍光色のアクセントカラーも組み合わせている。
またシートヒーターをオプションで選ぶと、エンジンとマフラーの間に排気熱回収機が装着され、これがシートヒーターやエアコンの暖房機能を高めるほか、冬期のエンジン暖気時間を短縮して実用燃費を稼ぐという。
価格はベースグレードの「L」が169万円、装備充実の「S」が179万円、トップグレードの「G」が185万円。EBD付きABSやブレーキアシスト、VSC(横滑り防止装置)、TRC(トラクションコントロール)、ヒルスタートアシストといった安全装備は全車に標準とされた。月販目標台数は、自信の1万2000台を掲げている。

というわけでトヨタ期待の新型車アクアが今日発売になりました。トヨタ全店での扱いになります。
この車の最大の特徴はプリウスを上回る低燃費でしょうね。JC08モードでも、35.4km/lでプリウスの最高32.6km/lを上回っています。
アクアが搭載するHVシステムはどちらかと言うとプリウスEXに近いものですね。イメージは旧型プリウスのシステムを小型・軽量化するように開発した感じです。ただアクアに搭載するにあたり、搭載するのは部品の約70%が新設計の改良型で、クールドEGR(排出ガス再循環)システムや電動ウォーターポンプなどを新採用しているようで、決して流用というわけではありません。
室内もプリウスやフィットHVに比べれば狭いものの、それなりの空間は確保されていますし、パーソナルユースなら問題ないと思います。大人4人で長距離移動するには無理だと思いますが。
さてこのアクアどれだけ売れるでしょうね?生産が関東自工の岩手工場ということもあり個人的には売れて欲しいのですがプリウス並とは行かなくてもフィットぐらいは売れて欲しいのですが果たして?
-トヨタの新型コンパクトハイブリッド『アクア』が、リッター40kmの衝撃とともにデビューした。アクアは欧州などではプリウスCの名前で販売される、実質的なプリウスファミリーの末っ子モデル。本体価格は169万円~と、非常にリーズナブルな設定とされた。「2020年のコンパクトカー」を謳うトヨタ渾身の新作ハイブリッド、さっそくその詳細を追っていこう。
■リッター40km!新次元の低燃費
アクアが搭載するハイブリッドシステムは、小型・軽量化された1.5リッターのアトキンソンサイクルエンジン(1NX-FXE・74ps/111Nm)とモーター(61ps/169Nm)を組み合わせた最新のTHSⅡ(システム出力は100ps)。1NX-FXEエンジンは他のトヨタ車でも採用されている汎用エンジンだが、今回アクアに搭載するのは部品の約70%が新設計の改良型で、クールドEGR(排出ガス再循環)システムや電動ウォーターポンプなどを新採用することで、さらなる効率化と小型化を両立させている。
モーターも駆動用・発電用ともに小型・軽量化。バッテリーパックも車格に合わせて小型化し、120セル(6セル×20モジュール)で構成する(ちなみにプリウスは168セル)。それでいて充電のためのエンジン作動時間をプリウスに比べて約1/3にまで短縮し、渋滞時などの燃費改善を図っている。
これら細部の工夫により、10・15モード燃費はついにリッター40kmに到達(Lグレード)。より実走行に近いJC08モードでも、リッター35.4kmをマークしている。満タン(36L)時には、単純計算で1274kmも無給油で走行できることになる。
■空力にこだわり抜いたフォルム
リッター40km達成にはもちろん、優れた空力特性も欠かせない。アクアではBピラーから後ろが緩やかに傾斜する“トライアングルシルエット”をベースに、カモメ形状断面のルーフや床下アンダーカバー、エアロコーナーと呼ばれるフロントタイヤ前方とリヤタイヤ後方の平面形状などが、空気の流れを最適化(Cd値は0.28)。タイヤも低転がり抵抗タイプを装着している。
またドアミラー付け根部とリヤランプに設置されたフィンは、ボルテックスジェネレーター(渦発生装置)というF1由来のテクノロジーで、気流にあえて小さな渦を発生させることでボディを左右から押さえつけ、操安性を高めるものだ。
■もっとも身近なハイブリッド
小さなボディながらも広がりを感じさせるインテリアは、先進感と親しみやすさを融合。シフトレバーはあえてコンベンショナルなタイプとし、誰でも違和感なく扱えることを重視した。
その一方でハイブリッドシステム・インジケーター内では、エコジャッジ(運転レベルを5段階表示)やエコウォレット(消費したガソリン価格)といった様々なコンテンツが用意されていて、楽しみながらエコドライブを実践できる。もちろんエコモードやEVモードはスイッチひとつで切り替え可能だ。
内装色はグレード毎に「G」がアースブラウン、「S」がフレッシュグリーン(もしくはクールブルー)、「L」がナチュラルグレーを設定。Sグレードでは蛍光色のアクセントカラーも組み合わせている。
またシートヒーターをオプションで選ぶと、エンジンとマフラーの間に排気熱回収機が装着され、これがシートヒーターやエアコンの暖房機能を高めるほか、冬期のエンジン暖気時間を短縮して実用燃費を稼ぐという。
価格はベースグレードの「L」が169万円、装備充実の「S」が179万円、トップグレードの「G」が185万円。EBD付きABSやブレーキアシスト、VSC(横滑り防止装置)、TRC(トラクションコントロール)、ヒルスタートアシストといった安全装備は全車に標準とされた。月販目標台数は、自信の1万2000台を掲げている。

というわけでトヨタ期待の新型車アクアが今日発売になりました。トヨタ全店での扱いになります。
この車の最大の特徴はプリウスを上回る低燃費でしょうね。JC08モードでも、35.4km/lでプリウスの最高32.6km/lを上回っています。
アクアが搭載するHVシステムはどちらかと言うとプリウスEXに近いものですね。イメージは旧型プリウスのシステムを小型・軽量化するように開発した感じです。ただアクアに搭載するにあたり、搭載するのは部品の約70%が新設計の改良型で、クールドEGR(排出ガス再循環)システムや電動ウォーターポンプなどを新採用しているようで、決して流用というわけではありません。
室内もプリウスやフィットHVに比べれば狭いものの、それなりの空間は確保されていますし、パーソナルユースなら問題ないと思います。大人4人で長距離移動するには無理だと思いますが。
さてこのアクアどれだけ売れるでしょうね?生産が関東自工の岩手工場ということもあり個人的には売れて欲しいのですがプリウス並とは行かなくてもフィットぐらいは売れて欲しいのですが果たして?