ベルガモットはハーブの一種で、花の形が松明に似ているというので、「タイマツバナ」の和名がついている。写真の花は紫なので、松明にはあまりみえないが、よく見られる赤の品種なら、松明の炎にみえないこともない。しかし花の名前をつけるといのは想像力のいる仕事だと思う。ベルガモットの名は、香りがベルガモットオレンジに似ているからという。ハーブティーにすると、オレンジの香りが立って、おいしいらしい。
(2019-07 東京都 神代植物公園)
ベルガモット
学名等 [学名]Monarda didyma [英名]Bergamot [和名]タイマツバナ
特徴 ・北アメリカ原産のシソ科の多年草、草丈80cm程度、花の色は赤・白・ピンク等
・日本では花の形が「松明」に似ているところからの命名
・外国では香がベルガモットオレンジに似ていることからの命名
利用部 花・葉・精油
殖やし方 ・夏季に挿し木(水に入れる)でふやす。
・種から育てる場合は、5月連休明け頃にビニールポットなどで十分に水遣りをして発芽させる。
・定植はやや湿って他の植物の陰となるようなところが良い。
利用法 ・若い葉はサラダ・詰め物料理に
・花はサラダ
・葉と花をハーブティーに、又は紅茶とブレンドして風味を楽しむ
Recipe等 ・ベルガモットのハーブティー
成 分 ・精油、タンニン酸等