最愛のパートナーを探す旅。

いろいろな恋と出逢い、何度も転んで、傷ついて、やっと辿り着いたスタート地点までのお話。

フライト プラン

2006-02-08 22:41:16 | 趣味
友人のジョージを誘って映画に行きました。

ジョディ・フォスターの『フライト プラン』

これが、面白かったんです。

あの心理状態を作り出すのは、すごいと思いました。

ジョージが隣で、いちいち話しかけてくるので、

今度は一人で行こうと思います。

集中できません。


その後、ジョージとわたしのお気に入りの展望レストランに行きました。

傷心の時、毎週お昼に通ったところです。

そこで、何時間もぼけ~っとしていました。

そこからは、大好きな東京タワーが見えます。

とても、綺麗な景色です。

夜景はさらに、素敵です。

そして、夜は生ジャズピアノが聴けます。

ジョージも、とても喜んでいました。

「フルール、なんで、こんなところごぞんじ!」



そして、お料理もとってもおいしいんです。

美味しいものを食べて、綺麗な景色を見て、隣に・・・・


ジョージかぁ~


はやく、ダーリンと来たいものですね。

な~んて、ジョージとも楽しかったです。


自分を変えたあの人~再会~

2006-02-08 08:38:13 | 過去の恋愛
自分を変えたあの人~出会い①~

から、つづいています。



トシと出会ったことで、

わたしは、今までの行動や考え方を変えることができました。

今までは、自分が好きじゃない人とは付き合わなかったり、

干渉してくる人に対して、とても腹立たしく思ったり、

物事がうまくいかないと、

すぐに腹を立てて、文句ばかり言ってました。

でも、トシとの付き合いは、

一に我慢、二に我慢、何でも、いい方に、いい方に、考えましょー

と自分に言い聞かせる毎日でした。

また、最後の頃のわたしに対する侮辱的な発言や行動は、

わたしのプライドをズタズタにし、

こういう扱いは惨めだな~と思わせました。

(人にこういう思いをさせてはいけないんだ。)

と思ったら、クラブや道で声を掛けられた時の対応が、

昔は、完全無視か、虫けらの扱いだったのが、

相手を不快にさせないようにその場を去るというものに変わりました。

また、わたしが、やりたいけど。。。と躊躇していた、

ボイストレーニングやダンスなども始められるきっかけになりました。

身を削られるような恋愛でしたが、

今までの恋愛と違うところは、

確実にわたしを成長させてくれて、気がつかせてくれた、ということです。

また、トシは、とても礼儀正しかったので、

それも見習うようになりました。



そんな、こんなでわたしも復活し始めた頃、

いつも一緒にクラブに行く友人エコちゃん(仮名)と、

その日もクラブのハシゴをしていました。

最後に必ず行くのが、クラブPです。

いろいろ行きましたが、わたしの中ではここ以上は今はないですね。


入るなり、フロアでノリノリのわたし。

すると、ドンドンと腰のあたりをされました。

振返ると、近くにいた日本人男性が話かけてきました。

「いつから来てるの?」

“今来たの~”

踊りながら話は出来ないので、その人に背を向けて踊っていると、

また、腰のあたりをドンドンとします。

(むむむ・・・・・)

わたしは、どうしたものかとまわりを見渡しました。

あれ?

気が付かなかったけど、すっごいノリノリで踊っている人がいる。

背も高いし、

踊りがトシに似てる・・・

近くにいるエコちゃんに、“ねえ、あの人”

タイプ~と言おうと思ったら、

エコちゃんが「そうだよね」と、、、

(そうだよねって、どういうこと?)

と思いながら、よ~く見ると、その人がこちらを見ました。

「あ~!!」

“あ~!!”

同時に叫びました。

トシでした。

わたしは、雰囲気をがらりと変え、また、だいぶ痩せたトシに気が付かず、

タイプ~なんて思っていたのでした。

フルール“元気だった?”

トシ「元気そうだね。髪、黒くしたんだね」

“うん、雰囲気変わってて、全然わからなかった”

トシは黒髪が好きで、「髪、黒くして」と言われていたのですが、

どうしてもやぼったくなりそうでしませんでした。

振られてから、髪が痛んでいたのもあるのですが、

イメチェンのために黒く染めたのです。
(実は、黒髪の方が、男性受けがよかったりします)

トシは数人の友達と来ていて、

その中には女性が2人いました。

わたしと話すと、そのまま女性のところに行って踊り始めました。

(な、何、それ、あてつけ?!)

と、一瞬思いましたが、

わたしは自分の中にジェラシーがないことに気が付いてました。

エコちゃんが、「最悪の状況だね」

と気遣ってくれましたが、

わたしは、“大丈夫、楽しもう!”

といたって元気でした。

その後も、わたし達のまわりは盛り上がってました。

その日は、音がよかったので、

トシの存在を気にしつつも、

彼もわたしを避けて微妙な距離を保っていたので、

わたしはわたしなりに楽しんでました。


そんな中、ふと、フロアの奥にいる黒人さんを発見しました。

少し、距離があったのですが、

その黒人さんは、隅のほうで、一人で踊ってます。

わたし達は、数人の日本人(なぜか、トシのグループもいました)と、

イタリア系の外国人で盛り上がっていたので、

わたしは、その黒人さんに気が付いた時、

気になって、ちらちら見てました。

眼が合った。

のに、彼はその場から動こうとしませんでした。

周りの日本人とイタリア系外国人は、

どうにか、こうにか、わたしかエコちゃんとペアで踊れないかと、

試行錯誤の中・・・

わたしは、エコちゃんに言いました。

“あそこの黒人さんと、踊ってくる”

わたしは、その輪を抜けました。


この行動が、わたしの気持ちの移り変わりをはっきりと示しています。

トシと再会した場所で、

それまで、何度もクラブに行っているのに、

一緒に踊りたいと思う人はいなかったのに、

この日出会った黒人さんとは、

トシがいるにもかかわらず、

一緒に踊りたいと思いました。

これで、トシから卒業です。



次からは、『恋した彼は、フランス人

に変わります。