初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2319回】語れる会社

 昨日はオンラインビジネスの

ライターさんとの打ち合わせ^_^

語れる会社は凄いという結論に!


以下、7年ほど前の記事です↓↓



さて、ブログの題名の「熟成を楽しむ」は我が社もりぞうのコンセプトです。
これはもりぞうの絶対的なパートナーである木曽ひのき専門店の勝野木材さんとの出会いにより
可能になったコンセプトです。

 木曽ひのきとは類まれなしなやかさと強さを併せ持った材料です。木材として生きてきた年数の
3倍、伐採後強くなり続けるという希少材です。香りも良く、人にはリラクゼーション効果を与え
フィトンチット効果でシロアリなどの害虫は材料に寄り付きません。

 年輪が細かく、それにより木材のしなり方が半端では無いのです、他産地のひのきは破壊試験(木と木
の端を抑え、木の真ん中に荷重をかけていく方式)を行うと3tの加重で折れるのに対して、木曽ひのきは
5トンの荷重にも耐えてしまいます。

 勝野さんの凄いところはここからです、材料を削る際に木材を抑えつけないのです。
普通、曲がっているものを真っすぐ削ろうと思ったら抑えながら削っていくのですが、(ですから削り終わった後は
元の曲がった木に戻ります、こういう事を嫌い材木店は集成材へと走ります。)ここでは、あるが姿のまま
削ります。ですから木がおおきく曲がっていたら刃があたりません。そのようなときは刃と刃の間隔を
120ミリ(4寸)から105ミリ(3.5寸)に置き換え削りなおします。

 つまり、進んで歩留まりの悪いやり方を励行しているのです。これは最高の材料を最高の形でお客様宅
へ届けたいというストイックなまでな企業姿勢が生み出せる意地だと思います。

 我々もりぞうに戴いている材料はこの中でも特選一等と呼ばれる、しなりが強く、木材を100本積んでも
1ミリと狂わないものを厳選して戴いております。これは木曽ひのきの山の80%を毎年入札管理している勝野さんでも
年間3万本しか取れないのです。(家の棟数でいうと250棟分です)超プレミアなのです。

 皆さんここまで書くとこの材料の値段高いと思いませんか?  思いますよね^^ でもなぜ手の届く価格まで
に出来たか・・・日本三大美林のこの材料を直接提携出来たドラマがあるのです。次回にしますね・・・^^
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