初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2248回】モノを知ってる?

最近はオシャレな地域ビルダー

が元気です。常設で展示場を

構え、街角展示場を時流にのった

ものでつくり、10年後には売り

また流行りのものをつくると

いったスタイルで業績を伸ばしております。



デザイン住宅でそれなりに

名が通った会社の建物を見ても、

残念なケースも結構あったりします。



設計は抜群。

建物のコンセプト、平面や

立面も申し分なし。



でも、素材のセレクトや収まり

が微妙だと、せっかくの設計が

全く活かされないということにも

なってしまいます。



例えば40坪で5000万円の

建物があったとして、

そのグレードの建物で、造作の棚板

が化粧合板が使われていたり、

床にCFシートが使われていたり、

階段の手すりがメーカー品の

丸棒手すりが使われていたりすると、

ちょっとそれって価格帯と合って

いないと思うのです。



しかも細部のおさまりも、ちょっと

野暮ったいというか、

ローコストメーカーと同じレベル

のおさまりだったりするんですね。



地域でそれなりに名前が通って

いたとしても、20代、30代の

センスあるお客様が見たら、

何か違和感を感じてしまうでしょう。



坪100万を超える建物の場合、

手すりはアイアンや、

仮に木を使うとしても、木材を

かっこよくデザインして手すりに

しないとダメです。


造作の棚板も無垢材に塗装をしたり、

店舗で使われるような材料を

セレクトしないと・・・


会社として、モノを知らないと

いうことを発信してしまっているのです。


ではどうすれば良いか...

続きは次回。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「もりぞう」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事