前回の続きです。
そのうえ、木材を得ることを目的にして
植林された人工林は生態系も維持されて
いないと指摘する人もいます。
地球環境が危ぶまれているこの時代に森を
伐採することは間違えているように感じて
しまいますが、反対に人工林のCO₂
固定力を高めるためには、
間伐と木材活用の必要性
が求められているのです。
私の地元山梨では県土の約85%
が森林です。
しかしどうでしょう。
そのほとんどの森林には
人の手が入っていないので、
間伐しようと思うと機械などの
導入コストがかかる為、
人海戦術でしか森林から木を
切り出す事が出来ないのが実態です。
エンドユーザーに渡るまでの
コストを考えると輸入木材を
使うという選択肢がチラつく
という循環です。
何処かで自国材を使うという
事に切り替える必要
が出ております。
今回のウッドショックは
その転換期だと強く
感じております。