第26話「ふじおかの意志」

クリスマスから1話開いて、年が明けたはずだがクリスマスのプレゼントを渡しそびれた藤岡と、藤岡に渡されたふじおかの話だ。
年明けたのにまだ藤岡は悩んでる？　時系列順じゃないのか？
プレゼントの中身は虚ろな目の熊の縫いぐるみだった。変な顔のクマである。あまりかわいくない。ぞんざいに扱われるが気に入った
…なぜこれを選んだんだろう。しかも好きな子の妹にクマってどういうセンスだ、それもたぶん自腹で。
藤岡がプレゼントを渡しそびれるのも無理からぬことかもしれない。

「ふじおか」という安直な名前をつけたのはカナで、それを気に入ったのはチアキであった。
69ページ3コマ目のふじおかは意志を持っているような描かれ方をしているが、あくまでぬいぐるみなので自発的に動いたりはしない。「ふじおか」はマスコットキャラクターのような、ただのぬいぐるみのような、そういう適当な扱いを受けていくことになる。