私事で恐縮だが、昨年の8月から家に帰ったのは2回だけ。もちろん家で寝る事はなかったし、そんなこんなでこの1年、ちょっとだけ自分自身と向き合ってきた。
とはいえ家族と会えば普通に喋るし旅行も行く。昨日も連れ合いと一緒にずっと過ごしたし、先日の日光旅行なんて、気の合う人との旅行はやはり楽しいものだと改めて思った次第だ。
もちろん好きで結婚し子育ての同志として頑張ってきたが、子育てが終わり夫婦の関係は大きく変わったと思うし、変わって良いとも思っている。そう思い始めて一期一会の精神が今まで以上に深く発揮され、連れ合いにも初対面の人にも今まで以上に楽しく話ができるようになった。
子育てが終わり、家から離れてみて、お互いが自分自身を見つめる良い機会になったように私は思うのだが、連れ合いがどう思っているのか私にはわからない。今も会うのは月に数回程度だが、以前よりも楽しく会話ができているような気がしているのは私だけだろか。
家族といえども個の集まり。人は集団でしか生きていけないが、あまり近すぎるのも息苦しい。その良い塩梅をどう見つけるか。巷に渦巻く「こうあるべき」といったステレオタイプな論調に引きずられる事ができないほどの大人になってしまい、最善の家族のあり方を模索しているところだが、その最適解が見つかるのは、もう少し時間がかかるような気がする。
なんでもありの和洋折衷が生み出す混沌と宿泊費を天秤にかけた時、果たしてどれだけの人がこのホテルを再度選ぶのだろう。訪れた人の意見が2分するこのホテル、ホテルが人を選ぶとはこういう事をいうのだろうか。
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