
こんにちは~。
昨日は東洋はり医学会の年度末。
だから講習部終講式。
懇親会も面白かったですね。
いやぁ…おおした盛り上げました~!!な~んて
ということで今日のお題。
最近多い35週以降での逆子治療の問い合わせで考えることをば
治療で欠かせないのが心理状態…っていつもみなさんに言っている事。
これって性格もあるからどうしようもないことかもしれないけど、東洋医学ではどうにかできるんじゃないかな。
いや、ここを抜きにお仕事できないので、これもとっても面白いこと。
例えば東洋医学の陰陽五行論では五行すべてに感情との関わりがあるとしています。
そう…木、火、土、金、水すべてに感情の支配があるということなんです。
木=怒、火=喜、土=思、金=憂、水=恐というように…
- 木は肝であり怒りと関係します。つまり怒り過ぎると肝気を損ないます。
- 火は心であり喜びと関係します。つまり喜び過ぎると心気を損ないます。
- 土は脾胃であり思いと関係します。つまり思い過ぎると脾胃の気を損ないます。
- 金は肺であり憂いや悲しみと関係します。つまり憂い(悲しみ)過ぎると肺気を損ないます。
- 水は腎であり恐れと関係します。つまり恐れたり、驚いたりし過ぎると腎気を損ないます。
つまり偏りすぎた感情にとらわれたり、精神的な苦痛を受け続けると、その気持ちが臓器の気血の流れを損ない、病変を作るという考えなんです。
ということは気持ち一つで内臓が元気になるっていうこと?
そういったこともあるのではないかと思います。
前に書いたブログに
「人間は生まれながらにして怒り、恐怖、気持ちいい、気持ち悪い。という感情を持ち合わせているが、 生まれながらにして一つかけているものがある、これが"思う"ということ 。」
に関連したブログを書いていたのでご参照に!!
2005年10月
子どもの治療だって、その子の感情が何に支配されているかを観察しないと治療は難しいです
2013年2月
それは妊婦さんだけでなく子どもだけでなく、みなさんの治療すべてに言えること…
妊娠期にイライラしすぎると肝を傷つけるから肝血不足で赤ちゃんへの栄養が……とか、思い煩いすぎると脾気を弱めるので便秘とか食欲不振、もしくは甘いものや冷たいものを好み始めるとか…。
気持ちがどんな感じなのか?
声色は?
感情は経絡にも現れるのでその人の雰囲気から辛いことやらを聞いて、実際に経絡を探ってみて、治療するわけなんです。
気持ちを変えるとか性格を変えることが自分でできれば、今の症状なんて飛んでっちゃう!
でもそれって難しい…(>_<)
そこにも作用させることができるのが鍼でありお灸なんじゃないかなぁ…なんて思うわけで…
いやでも良い方向に向かうわけで…
で、不安が勝ると五行のバランスがおかしくなってお腹も固くなってしまいます
だからお灸や体操だけでなく、気持ちの持ちようも大切です
とくに妊娠後期で逆子の方、気持ちの持ちようが変わると無茶苦茶うごくようになりますよ
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