私にしては挑発的な表題だと思いません?
最初に言いますが、内容はそう挑発的ではないと思います。だから最初っからいきり立たないでくださいね。
私も夜更かし短眠に罪悪感のない父親の一人だったと思います。夜中に赤ん坊がコンビニやファミリー・レストランにいる光景を異様ととらえ「夜行性ベビー」なる言葉を誕生させたのは2001年の「ひよこクラブ」誌上。私自身その頃は帰りが遅かったのですが、帰って子どもと遊んでいた記憶があるのでその走りといえないこともありません。
就寝時間について話をすると1,2歳時の就寝時間はアメリカでは8時台が大いみたいです。日本では10時ごろになってしまう子が多いと調査にはありましたので、それより早く寝かせているのにちょっとビックリしました。でも海外に長くすんでいた患者さんに聞いてみたら、アメリカは大人の時間を大切にするから、早々と寝かせて夜を楽しむ人が多いからじゃないの?なんて言っていたので、う~ん…私の思いと違うみたい。
…2001年生まれの1歳半の子どものうち、午後10時以降に就寝している割合が約4割…
(『子どもを伸ばす「眠り」の力』 睡眠文化研究所 WAVE出版)
だから日本はダメなのか、といったらちょっと違うかな。
うちに来る患者さんは子どもをとても大切にしている人が多いのですが、こと就寝時間の話になると遅い方が多いのは事実。
これって旦那さんの帰りが遅くって、それでもって旦那さんにも子どもに会ってもらいたいっていう気持ちが強いから、っていうのもあるみたい。
お父さんも子どもと遊びたいですよね。疲れた身体を子どもと遊んで癒したいですよね!けらけら笑うところをみたいですよね!
でも、小学生でも10時間睡眠が必要といいます。ましては小さい子となると、もっと時間が必要です。保育園に通わせているのなら、相応に時間に寝させないと、子どものどこかにしわ寄せがくるのは当然ですよね。
それに日本人の5人に1人が睡眠障害に悩まされているといいます。これは小さい時の悪習が原因かも…
もしもあなたが睡眠障害の苦しさを知っているのなら、それを子どもに味あわせたくないのなら、少しだけ考え方を変えてみてはどうでしょう?
夜更かしの子ども達にイライラ感が高いのもよく言われていることですし……
成長にかかわるメラトニンと成長ホルモン
これは夜に多く分泌されます。
必ず朝が訪れるように、これらは必ず夜に分泌されます。
朝といえば、朝の光はとても大切。これを浴びて体内時計は太陽や月とのリズムを修正します。
寝ている時体温は低下しますが、最低体温時、つまり朝方に日の光を浴びると下界と体内のリズムを合わせてくれるんです。
そのリズムが合えば睡眠の質も高くなる。
睡眠時に身体や脳が作り上げられるので、早寝早起きによって子ども達は健全に育つということです。
朝起きて夜眠る。
人間は昔っから昼に活動する動物です。夜行性の動物ではありません。
たかだか10年や20年、夜型の生活をしたってそうそう変わるものではありません。
このリズムに乗れないと体内時計が狂いはじめて身体の不調が起きるわけです。
生後4ヶ月までは体内時計は狂っているそうです。
それを朝の日の光を手がかりに24時間リズムに体内時計を合わせるとのこと。
そう、親の仕事は母乳やミルクをあげる事と同じように、しっかり抱きしめてあげるのと同じように、昼夜の区別を与えるのも親の大切な仕事です。
原始的な身体に戻る妊婦さんや子ども達の治療を通じて、睡眠は運動や食べ物よりも大切なんじゃないかと思う今日この頃です。
何度も言いますが、人間は夜行性の動物ではありませんよ~!!
子ども達と5時半起きを始めて2ヶ月以上、起きる時間を決めると寝る時間もそれに伴い早くなります。
とはいっても9時は過ぎてしまうので小学生の睡眠10時間を確保できていないのはもうしわけないところ…
早寝早起きを慣行して、これがとてもいい感じですので、紹介させてもらいました~!
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