「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

前頭前野による性衝動の抑制と対人関係論

2023年02月13日 | 考えていることとか思っていることとか
毎朝5時半より衆議院第二議院会館12階でお仕事をしています。
2日ぶりに行ったら一昨年いただいた胡蝶蘭が3つ花をつけていました。
もう少し蕾はあるのでまだまだ楽しめます!


中野信子先生の「不倫して見つからないようにするのが一番人間らしい」とのこの動画、「不倫しない自制心」「不倫しても見つからない用意周到さ」といった相反する働きが前頭前野にはあるらしい。

脳がそうできているのだから不倫も仕方が無いということか。人はあまりにか弱く生まれてくるので死ぬ個体が多い。だから他の霊長類に恥ずかしさを感じるほど圧倒的に多産で一年中発情する。とにかく至る所で発情するようにできてしまったのだ、子孫を残すために。

ところで前頭前野による「不倫しない自制心」「不倫しても見つからない用意周到さ」について、この相反する二つの反応は人間関係を保つために大切なものだ。人はコミュニケーションの動物、アドラー心理学が「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と語るように、コミュニティー内での人間関係を円滑にすることこそ、最も求められること。特に性衝動が引き起こす人間関係の崩壊は破壊力抜群、それをこの前頭前野が担っていると考えるとなかなかに興味深い。

人は各々のコミュニティ内で人と繋がる時に最も幸福を感じる。そう言ったのもアドラーだ。これを共同体感覚と言い「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」「所属感」の四つで構成される。個の尊重が大きく叫ばれ、村社会的慣習が敬遠されるようになり、夫婦に子育ての全てを委ねるようになってしまったが、それでもコミュニティの繋がりは必要だ。それを負のオーラ全開のインターネットが請け負ってしまったのは、なんだか皮肉な話ではある。

そんな、繋がっているようで繋がっていない環境にストレスを感じ、前頭前野が機能せず不倫を抑制できない。だから不倫はある程度仕方がない、とは思わないし思いたくもない。だって私たちの前頭前野はそれほど柔ではないと思いたいから。ここが厚いと自制が効き、不倫へのブレーキがかかるらしいので、どうにか厚くありたいのだが、それを獲得する術を私は知らない。とにかく人の動物学的性衝動と実際の行動の乖離はいつの世もどの国でも大問題だ。だからどのコミュニティにおいても宗教的かつ道徳的な行動抑制が必要になる。うん、とかくに人の世は住みにくい

人間が不倫するのは当たり前!?脳科学者 中野信子


先日近所のおじさんと、、
前立腺癌になって本当によかった!
ホルモン治療して本当によかった!
女性への欲望が減って、本当に楽になった!
そんな話で小一時間、、、




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